注目の新作!「ヒカリノオト」
作家・河邉徹さんの最新小説『ヒカリノオト』が、第8回未来屋小説大賞にノミネートされました。この賞は未来屋書店の従業員によって選ばれた、質の高いオリジナルの小説を表彰するものです。今回ノミネートされた作品は、音楽が人々の人生にどのような影響を与えるかを描いた連作短編小説となっています。
物語の概要
『ヒカリノオト』では、音楽が瞬間を超え、過去の思い出を呼び起こす奇跡を描写しています。作品中では、若手レコード会社の社員、40代手前の女性、カメラマン、女子高生、リサイクルショップの男性など、様々な立場のキャラクターが登場します。彼らは自分の人生の選択や苦悩に直面しつつ、一つの音楽がどのように彼らに寄り添い、励ましを与えるのか、その様子が繊細に表現されています。
特に、音楽への情熱や人とのつながりは、読者に深い共感を呼び起こす要素です。また、作中の音楽はストーリーの重要な要素であり、登場人物たちが抱える悩みや希望を鮮やかに描写しています。
作家・河邉徹のプロフィール
河邉徹(かわべ・とおる)さんは、1988年に兵庫県で生まれました。関西学院大学文学部を卒業し、2009年にはバンド・WEAVERのドラマーとしてメジャーデビューを果たしました。作詞活動を行いながら、2018年には『夢工場ラムレス』で小説家としてのキャリアをスタートさせます。彼の作品は独自の視点で、音楽の持つ力やエモーショナルな要素を扱っています。
以前の作品『流星コーリング』は、第10回広島本大賞の小説部門を受賞するなど、高い評価を得ており、多くの読者に支持されています。また、音楽と文学の融合がもたらす新しい感覚を楽しめる作家として、多くのファンを魅了しています。
書籍詳細
作品名:『ヒカリノオト』
著者名:河邉徹
発売日:2024年5月予定
定価:1760円(10%税込)
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今回のノミネートを受けて、河邉さんの新作に対する期待が高まっています。まだ見ぬ感動の物語を通して、音楽が私たちの生活にどれほどの影響を与えるのかを一緒に考えてみませんか。彼の作品を手に取ることで、新たな世界観に触れることができるでしょう。