第32回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン
標高1,300mの美しい高原に広がる八ヶ岳で、2026年5月17日(日)に「第32回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」が開催されます。この大会は、ウルトラマラソンの参加者に向けた特別な挑戦です。「野辺山を制する者はウルトラを制す」と言われるこの大会は、過酷さと同時に多くのランナーが憧れるイベントです。
ウルトラマラソンの魅力
ウルトラマラソンとは、42.195kmのフルマラソンを越える距離で、通常50km、100km、さらにはそれ以上の距離を走る長距離イベントです。この大会では、単にタイムを競うだけでなく、自分自身との対話やランナー同士の絆を感じながら、自然や地域の美しい風景を楽しむことも大きな魅力です。未だ見ぬ景色に踏み入る特別な経験ができるチャンスです。
雄大な自然に挑戦する3種目
南牧村を起点としてスタートし、緑豊かな林道や牧草地を走り抜けるコースは、八ヶ岳連峰や信州の大自然を一望できます。特に約15kmにわたる未舗装の林道では、土の香りとともに風の音が心に響き、大自然と一体になるような感覚を体験できます。
このウルトラマラソンは、2,000m以上の累積標高を誇り、挑戦者たちはこの過酷なコースに魅了されています。また、コース上には3つの温泉「稲子湯」、「八峰の湯」、「滝見の湯」が点在しており、ナンバーカードを見せれば入浴できるサービスも。他のマラソンでは味わえない独自の「野辺山スタイル」が魅力のひとつです。
地域とのふれあい
大会の魅力の一つに、地域の人々とのふれあいがあります。ランニング中には、地元の人々が作る手打ち蕎麦や新鮮な高原野菜、果物などが振る舞われ、エイドステーションでは「食と笑顔で支えるおもてなし」が提供されます。沿道からの声援も大きなエネルギーとなり、フィニッシュの瞬間には感謝の言葉がランナーを迎えます。
憧れの挑戦者の称号
この大会には、特別な称号が用意されています。100kmを20回完走する者には「ユプシロン(ΥΨΙΛΟΝ)」という称号が与えられ、10回完走者には「デカフォレスト(ΔΕΚΑΦΟΡΕΣΤ)」の称号が授与されます。これらの称号は、長い努力と挑戦の証です。
大会概要
- - 開催日: 2026年5月17日(日)
- - 会場: 南牧村社会体育館(長野県南佐久郡南牧村大字野辺山120)
- - 参加申込開始: 2025年11月7日(金)18時~(先着順)
- - 種目と参加費:
- 100km(一般・U25):一般 23,000円/U25 18,400円
- 68km(一般・U25):一般 19,500円/U25 15,600円
- 42km(一般・U25):一般 12,500円/U25 10,000円
- - 参加賞: オリジナルTシャツまたはオリジナルタオル(先着数により異なります)
- - アクセス: JR小海線「野辺山駅」より徒歩約3分、中央自動車道「長坂IC」より約25分
この大会を通じて、八ヶ岳の大自然を存分に感じ、自分自身の限界に挑むことができます。ランナーの皆さん、ぜひこの特別な大会に参加してみてはいかがでしょうか。