シングルマザーズシスターフッド寄付月間大賞受賞企画報告会開催のお知らせ

シングルマザーズシスターフッド、寄付月間大賞を受賞

東京都国立市に本拠を置くNPO法人シングルマザーズシスターフッドは、ひとり親女性の心身の健康を支援する取り組みを行っています。その活動の一環として、毎年12月に開催される「寄付月間キャンペーン」内で行った「私たちのキフカッション」が、見事「寄付月間企画大賞」に輝きました。これに伴い、寄付月間大賞の受賞報告会を2024年7月26日（金）午後12時10分からオンラインで開催します。

キフカッションとは

「キフカッション」とは、寄付に関するディスカッションの略称で、寄付に対する理解を深めることを目的にしたプログラムです。このプログラムは、ファンドレイジング実行チームによって実施され、寄付集めにおける心理的な障壁に焦点を当てました。特に、寄付を集める側の心理に関する研究が不足している現状を踏まえ、スタッフ間で率直に寄付について意見を交わす機会を設けることが重要だとされています。昨今の日本においても、寄付文化が徐々に浸透しつつある中、実際の現場では、寄付を頼むことへの不安や戸惑いが依然として存在しています。

寄付への心理的抵抗感

2024年に入ってからも、寄付を集める活動において「本当に寄付が集まるのか？」という懸念や、「自分が寄付をお願いするのは申し訳ない」といった心理的抵抗は、多くのスタッフの間に存在します。これが寄付集めのボトルネックとなり、活動の発展を妨げる要因となっています。シングルマザーズシスターフッドの「キフカッション」では、こうした心理に対処し、スタッフが安心して寄付集めに取り組むための工夫やヒントを共有しました。

さらに、今回の一連の取り組みから得た知見は、代表の吉岡が第26回日本NPO学会で発表し、「寄付集めにおける心理的抵抗の意識化と緩和」が重要であるとの評価を受けました。

報告会の内容

2024年7月26日（金）に開催される受賞報告会では、寄付月間大賞の表彰に関するスピーチや、支援活動における学びを共有します。特に、スピーカーである吉岡マコ代表理事が、寄付集めに伴う心理的抵抗感への気づきやその解消に向けたさまざまな努力について語ります。報告会では、参加者との質疑応答の時間も設け、さらなる理解を深める機会となることでしょう。