リージョナルフィッシュ、先端技術の社会実装に向けた活動を開始
リージョナルフィッシュ株式会社(京都府京都市)は、グランドグリーン株式会社(愛知県名古屋市)および株式会社セツロテック(徳島県徳島市)と共同で、農林水産省から委託を受けた「令和8年度先端技術の社会実装の加速化に向けたアウトリーチ活動」に着手しました。この事業を通じて、消費者にゲノム編集技術やその食品としての安全性に対する理解を深めてもらうことを目指します。
リージョナルフィッシュは、これまでもホームページやメディアを通じて、消費者に対して情報を発信してきました。また、全国各地で自治体や行政と連携し、勉強会や意見交換会を実施するなど、積極的に活動しています。今回の事業は、ゲノム編集技術を用いた品種改良を進めるための重要なステップと位置付けられています。
ゲノム編集技術の重要性
過去に行われた調査(2025年実施)によると、ゲノム編集食品について「全く知らない」または「内容をあまり知らない」と答えた人が90%を超え、さらに半数以上がゲノム編集食品に対して「特に何のイメージも持っていない」と回答しています。これにより、消費者に対して情報提供の必要性が高いことが浮き彫りとなりました。さらに、「怖い・悪い」といったネガティブなイメージを持つ理由として、情報不足が挙げられています。
共同作業による相乗効果
リージョナルフィッシュが共同で事業を進行する3社は、「スマート育種協議会(https://www.sbc.bio/)」を通じて、ゲノム編集技術に関するセミナーや助成プログラム「Get-RG(https://www.get-rg.tech/)」を実施してきました。これにより、技術理解を深め、消費者への情報発信に貢献することを目指しています。
事業の具体的内容
新事業では、以下のような具体的な活動が予定されています:
- - 専門家による消費者向け出前講座の実施
- - オープンラボ交流会の開催
- - わかりやすい情報コンテンツの制作
- - アンケート調査や分析
- - 食品製造、流通業者との検討会の実施
これにより、大学生や高校生を対象にした講座、消費者向けの試食会や研究施設の見学会が行われる予定です。
リージョナルフィッシュのビジョン
リージョナルフィッシュは、「いま地球に、いま人類に、必要な魚を。」をスローガンに掲げており、品種改良技術を用いて新たな地魚を創出し、日本の水産業の競争力を高めることを目指しています。水産業は遅れを取ってきた分野ですが、京都大学発の技術を活用することで、超高速での品種改良が進むことを期待しています。
自社はこれまでに約90団体との協業を通じて、オールジャパン体制での事業展開を行っています。また、オウンドメディア「ミライのイケス」では各種情報を発信し、読者とのコミュニケーションを深めています。日本の水産業が進化するための挑戦を続けていくことで、より安全で美味しい魚を次世代に届ける計画です。
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