若者の味噌汁愛を探る!大学生の調査結果にみる食文化の変化
2024年春、株式会社ガロアが実施した「味噌汁を飲む習慣と調理方法」に関する調査が注目を集めています。この調査は、日本全国の大学生2,134名を対象にインターネットを通じて行われ、その結果は現代の若者の食文化を知る貴重なデータとなりました。
調査の概要
この調査は2024年3月25日から4月5日の間に行われました。対象者は4年制大学、短期大学、専門学校の学生で、56%が女性、44%が男性と、男女比は比較的バランスが取れています。調査の主な目的は、若者が味噌汁をどれくらい飲み、またどのようにその調理を行っているかを明らかにすることです。
味噌汁を飲む頻度
まず、大学生に「週にどれくらい味噌汁を飲むか」という質問をしたところ、なんと86%が週に1回以上飲むと回答しました。具体的には、毎日飲むという学生は21%、週に3〜5回が37%、週に1回が28%、反対に「飲まない」と答えたのは14%でした。これにより、若者の中で味噌汁がいまだ健在であることがわかりました。
味噌汁を飲む理由
次に、「味噌汁を飲む理由」は何か尋ねると、最も多かった回答は「好きだから」というもので、56%がこの理由を挙げています。若い世代が味噌汁に対して肯定的な印象を持っていることがここで顕著に示されました。また「親が作るから」や「汁物がほしいから」といった理由も多く寄せられています。これらの回答から、最近の若者は家庭の食文化を受け継ぎながらも、自分たちの好みを持った食生活を送っていることがわかります。
自分で溶いたことがあるか
興味深いことに、「味噌を自分で溶いたことがあるか」という質問に対しては、13%の学生が「ない」と回答しました。味噌汁を好むにもかかわらず、実際に調理に関与せずに飲んでいる傾向が見受けられます。これは、「味噌汁が自分で作るものではなく、誰かが作ってくれるもの」として認識されている可能性があるのかもしれません。
調理方法
さらに、「味噌汁はどんな方法で飲んでいますか?」という質問では、回答者の約46%が「インスタント味噌汁」や「顆粒味噌」を選択。自分で作ることは少なく、簡便な選択をする傾向が明らかになりました。特に、忙しい大学生活の中で、手軽に済ませることのできる味噌汁が好まれているようです。
まとめ
この調査結果から、大学生の味噌汁に対する関心と積極的な飲用が浮き彫りになりましたが、一方で調理に関しては手間を省く傾向が強かったことがわかります。今後も、ガクセイ協賛では若者の食文化についての研究を続け、具体的な傾向を探求していく予定です。今回の調査の詳しい結果は、ガクセイ協賛のウェブサイトで確認できますので、ぜひご覧ください。
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社名:株式会社ガロア
所在地:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー17F
代表:浅井亮祐
事業内容:大学生向けの資金調達アプリ「ガクセイ協賛」を運営。