学生が社会課題解決に挑む「ETHICAL CAMPUS 2025」開催レポート

学生が社会課題解決に本気で挑む「ETHICAL CAMPUS 2025」

2025年4月26日、東京国際交流館プラザ平成にて、学生たちが社会課題への意識を高めるためのイベント「ETHICAL CAMPUS 2025」が開催されました。このイベントは、社会やボランティア活動に取り組む大学生や高校生を対象にした、日本最大級のエシカルなイベントとされています。

イベントの趣旨と目標

「ETHICAL CAMPUS 2025」は、社会課題の解決に挑む学生たちの活動を広め、学生同士や学生と企業とのつながりを強化することを目的としています。
この日、大学生を中心に800名以上の参加者が集まり、各学生団体のブース出展やプレゼンテーション、講演、パネルディスカッションなど、多彩なプログラムが展開されました。

プレゼンアワードの開催

イベントの目玉の一つが、学生団体によるプレゼンテーションアワードです。特に注目されたのが「SDGs達成に向けた具体的な5カ年行動計画」をテーマに、事前審査を勝ち抜いた5団体による決勝プレゼンテーション。最優秀賞には「防災普及学生団体 Genkai」が選ばれ、なんと50万円の応援金が贈呈されました。また、特別賞の「マイナビ賞」は「学生NGO ALPHA」が受賞し、こちらにも30万円が提供されました。

厳正なる審査の背景

本アワードの目的は、学生たちの活動を中長期的に支援し、持続可能な社会貢献に繋げることです。審査員たちは、実現可能性や独自性、情熱などを基準に評価を行い、各団体の発表は熱意に溢れたものでした。

多様な学生団体の参加

このイベントには、70を超える学生団体が参加し、それぞれがブースを出展。環境問題や国際支援、貧困、ジェンダー問題、福祉といった多様な社会課題に取り組む彼らの姿に、来場者たちは深い感銘を受けました。一同が集い、意見を交わし、互いに刺激を受けることができる貴重な機会となりました。

企業との連携

協賛する企業も多く、マイナビやセブン＆アイ・ホールディングス、りそなホールディングス、日本生命などが参加しました。各社が出展するブースでは、自社の取り組みを紹介し、若者たちとのアイデアや取り組みの共有を図りました。

終わりに

「ETHICAL CAMPUS 2025」は、ただのイベントに留まらず、学生たちにとって重要な学びの場でした。この貴重な経験を通して、参加者たちは社会課題に向き合うことの重要性を改めて認識し、今後の活動への意欲を高めました。持続可能な社会の実現に向けて、学生たちの情熱がどのように展開していくのか、今後も目が離せません。