日本人の疲労問題解決へ向けた休養士養成講座が開講

日本人の疲労問題を解決するための休養士養成講座

日本人の約80%が抱える疲労の課題。本課題解決に向けて、一般社団法人日本リカバリー協会が「第十二回休養士2級養成講座」を2025年6月22日に開講します。この講座では、休養学の知識を深め、専門家としてのスキルを習得することを目的としています。

疲労と休養学の重要性

日本疲労学会によると、疲労は過度な肉体的および精神的活動、または病気によって引き起こされ、独特の不快感と休養の願望が伴う状態とされています。現代社会では、多くの成人が休養を十分に取れず、活力ある状態に戻れないと報告されています。その背景には、休養に対する理解不足があり、疲労を軽減するためには専門的な知識が必要とされています。

本講座では、休養学に基づいた知識を伝えることで、受講生が具体的な対策を講じられるよう手助けします。特に、休養学は「休む」だけでなく、身体的、精神的、社会的な健康を高める「養う」側面にも焦点を当てています。

受講対象者とそのメリット

受講する方々は、企業の人事・労務担当者やマーケティング・商品開発関係者、販売員や健康産業の従事者など多岐にわたります。具体的には、以下のような方々におすすめです。

- 疲労に悩む顧客とのコミュニケーションを円滑にしたい
- 疲労対策商品の開発に関わることを望む
- カウンセラーやコンサルタントとしての知識を身につけたい

受講後は、職場での役立つ知見を得ることはもちろん、顧客への支援能力がアップすることが期待されます。

講座内容と実施概要

「第十二回休養士2級養成講座」は、ハイブリッド形式（対面およびオンライン）で実施されます。日時は2025年6月22日（日）の10:00から17:00まで。受講料は88,000円（税込）で、内容は講座受講料に加え、検定料や資格登録料が含まれています。

会場は神奈川県厚木市、中町4-4-13に位置する株式会社ベネクス内会議室です。

充実した講師陣

講師には、医学博士であり日本リカバリー協会の代表理事を務める片野秀樹氏が指導を行います。片野氏は多数の書籍を執筆し、企業研修や講演を通じて疲労問題の解決に努めている専門家です。

お申し込み方法

お申し込みは2025年6月9日（月）まで受け付けており、詳細は日本リカバリー協会の公式ウェブサイトから確認できます。専門家としての第一歩を踏み出すこの機会、後回しにせずご参加を検討ください。

疲労問題が社会的な関心を集める中、正しい知識を持つ休養士の存在が求められています。この講座を通じて、あなたもその一助となることができるかもしれません。