アスコエパートナーズ、防災DXショーケースで新技術を披露
2025年8月2日、株式会社アスコエパートナーズは「産官学民共創防災DXショーケース&ディスカッション 避難所・避難者支援」に参加し、同社の革新的な技術を示しました。このイベントでは、防災DX技術の多様な体験が提供されるだけでなく、関連する課題や可能性についての深い議論が行われました。
イベントの目的と開催概要
本イベントは、参加企業や行政機関、研究者、学生などが集まり、リアルな体験を通じて防災DXの未来像を描く貴重な機会となりました。19の企業がそれぞれの技術を展示し、参加者間で情報共有が行われました。また、国立研究開発法人防災科学技術研究所と防災DX官民共創協議会が共催し、さまざまなセッションやディスカッションが設けられました。
アスコエパートナーズの参加は特に注目を集めました。この会社は、ユニバーサルメニューに基づいた行政サービスの提供を行っており、避難者支援に特化したサービスを実演しました。
アスコエパートナーズの技術の詳細
同社が展示したのは、避難所に設置した端末を利用した効果的な支援サービスです。具体的には、被災者がマイナンバーカードを端末にかざすことで、その人に最も適した支援プログラムを即座に表示するというものです。
この技術は、従来の煩雑な手続きや情報収集の時間を大幅に短縮し、被災者にとっての利便性を飛躍的に向上させるものです。特に、大規模な災害時には情報のラグが命に関わることもあり、このような瞬時のサービス提供は非常に重要です。
参加者の反応
イベントに参加した技術者や行政職員からは、この新技術に対し高い関心が寄せられました。多くの参与者が、実際にデモ体験を通じて「素早く支援が受けられることは、被災者にとって非常に助かる」と感想を述べており、アスコエパートナーズのサービスが実際の避難所運営にどのように寄与できるかに期待が寄せられます。
今後の展望
アスコエパートナーズは、引き続き防災におけるDXの推進に取り組んでいく考えであり、他の企業や団体との連携を強化して新たな技術やサービスの開発を目指しています。また、個々の被災者のニーズに応じた柔軟な支援体制を構築することが、今後の目標とされています。
会社情報
株式会社アスコエパートナーズは、東京都港区に本社を置き、2009年に設立されました。代表取締役社長の安井秀行氏の下、行政サービスに特化した情報提供事業を展開し、ユニバーサルメニューに関するコンテンツ作成やサイト構築支援も行っています。
防災におけるDX技術は、未来の安全な社会に向けた重要な鍵となるでしょう。アスコエパートナーズをはじめ、民間企業・行政・研究機関が連携することで、新たなソリューションが次々と生まれることが期待されます。