なぜユーザーは離脱してしまうのか?
近年、WEBサービスやモバイルアプリの普及に伴い、ユーザー体験が複雑化しています。特に、Single Page Application(SPA)型サイトでは、Ajax通信が多用され、これまでのサーバー監視やアクセス解析だけではユーザー体験を正確に理解することが難しくなっています。これにより、ページの表示遅延やアプリのクラッシュといった問題が発生し、利用者の離脱や売上の損失を引き起こすリスクが高まっています。さらに、多種多様な端末やOSが登場したことで、互換性の問題も増えており、現場は急な対応に追われています。
このように、ユーザー体験の品質が低下することは、顧客満足度やブランド価値に深刻な影響を与えるため、経営層にとっても重要な課題となっています。
行動分析だけでは解明できない課題
通常の行動分析ツール、例えばGoogle Analytics 4(GA4)は、ユーザーの行動パターンやアクセス数を把握するには優れていますが、実際の「体験品質の真因」を明確に可視化することはできません。これは、ページの表示遅延やアプリのエラーといった、ユーザーが感じる問題に対する直接的な分析を行えないことを意味します。その結果、現場の担当者はトラブルシューティングに時間を要し、経営層に対して説得力のあるデータをもって改善提案を行うのが困難になります。ユーザーが離脱する理由を探るための情報が不足しているのです。
解決策としてのユーザー体験モニタリング
本ウェビナーでは、ユーザー体験モニタリング(Real User Monitoring, RUM)を活用した新しいアプローチを紹介します。この手法により、WEBサイトやモバイルアプリのパフォーマンスをリアルタイムで把握することが可能になり、ページ表示遅延、エラー、アプリの障害などの具体的な問題をデータに基づいて分析し、どの部分でユーザーが不満を感じているのかを特定できます。
このアプローチでは、改善優先度が客観的なデータに基づき明確になり、結果的に現場担当者が迅速に問題対処できるようになります。また、経営層の意思決定をサポートし、より良いユーザー体験を提供するための戦略を立てる手助けにもなります。
持続的な学びを目指して
マジセミ株式会社は今後も、参加者のニーズに応えるウェビナーを提供していく予定です。過去のセミナー資料や、現在申込み受付中のセミナー情報については、公式サイトをご確認ください。
お問い合わせ先
マジセミ株式会社
〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
公式サイト:
majisemi.com
このウェビナーに参加して、ユーザー体験の本質を掴み、さらなる改善につなげていきましょう。