Rist社のKaggleチームが金メダルを獲得
株式会社Rist(以下、Rist)は、2024年11月から2025年3月にかけて開催されたKaggleの「WSDM Cup - Multilingual Chatbot Arena」において、Rist Kaggle Teamに所属するKaggle GrandmasterのChenが金メダルを受賞したことを報告しました。この競技会は言語モデルの性能を競うもので、参加者は全世界から集まりました。
本コンペティションは、Webデータマイニングの著名なカンファレンスWSDMの一環として行われ、参加者は2つの大規模言語モデルから出力される回答のどちらがユーザーに好まれるかを予測する挑戦に取り組みました。Chenは1,150名の参加者と950チーム中で10位という素晴らしい成績を収め、金メダリストとしての栄冠を手にしました。
Kaggleとは?
Kaggleは、データ分析プラットフォームとして、登録者数が2,300万人を超える世界的なコミュニティです。企業は様々な課題を出題し、Kaggler(Kaggleの利用者)がその解決策を競い合います。参加者は成果に応じてKaggle Grandmaster、Kaggle Masterなどにランク分けされ、特にKaggle Grandmasterはその中でも360人のみに許される最上位の称号です。
Ristの取り組み
Ristは2020年に「Kaggle枠採用」を導入し、高度なデータ分析能力を有するKaggleのプロフェッショナルを積極的に採用しています。現在、Rist Kaggle Teamにはなんと10名のKaggle Grandmasterが在籍しており、その技術力は高く評価されています。彼らはデータ分析やAIを用いたソリューションの提供を行い、難解な課題に挑戦し続けています。
競技会を振り返って
Chenは金メダルの受賞を受け、「今回の競技は前回から大きな変更はなかったが、以前に未完だったアイデアを実現する良い機会となった」と振り返りました。特に限られたリソースでの大規模言語モデルのためのトレーニング技術や推論手法を掘り下げ、競技においても高いパフォーマンスを発揮できたと述べています。この経験は日々の業務にも大いに役立つものです。
Ristについて
Ristは2016年に設立され、画像AIやデータ分析を主軸とした事業を展開しています。同社は、AI技術を活用したシステム開発やデータ分析を通じて、企業や社会の抱える課題の解決に貢献しています。さらには企業向けのコンサルティングや技術支援も行っており、様々なニーズに応じたソリューションを提供する幅広いサービスを展開しています。
会社情報
会社名: 株式会社Rist
所在地: 京都府京都市下京区五条通河原町西入本覚寺前町830 京都エクセルヒューマンビル 7階
設立日: 2016年8月1日
代表取締役社長: 長野慶
URL:
https://www.rist.co.jp
Ristの今後のさらなる活躍に期待しましょう!