メイシス全国大会、北海道で開催
2024年9月13日、北海道札幌の「札幌パークホテル」にて、メイシス株式会社の第24回全国大会が行われました。代表取締役社長であり、新東通信の会長でもある谷喜久郎氏が開会の挨拶をし、メイシスの歩みを振り返るとともに今後の目標を掲げました。
メイシスの25年と今後の課題
谷社長は、メイシスが日本初の広告会社ネットワークとして設立されてから25年が経過したことを強調しました。「現在残るのは14社であり、これは偶然に生き残ったものである。変化を恐れず行動し続けることが重要だ」と力説しました。さらに、地域の活性化と創生をテーマに行動することが、自分の役割であると述べました。
「知識があっても行動しなければ意味がない」との言葉は、広告業界の未来に向けての新たな決意を示すものでした。これにより、参加者たちも今後の変化に対する意識を新たにしました。
基調講演と受賞式
続いて行われた基調講演には、AWL株式会社取締役CTOの土田安紘氏が登壇し、「ミライを切り拓く AI革命」について語りました。AIの進化が広告業界に与える影響や新たなビジネスチャンスについての考察は、参加者にとって非常に刺激的な内容でした。
受賞作品の発表では、第22回メイシス賞の特別賞が新東通信の「ココイチの新メニュー販売促進プロモーション」など、複数のプロジェクトを受賞しました。また、第9回ビジネスデザイン賞のグランプリには新東通信の「リテールメディアを起点とした商圏マーケティング」が選ばれ、業界の革新を象徴する場面となりました。
懇親会と次回の開催地
大会の最後には、株式会社ピーアールセンターの田丸正英氏が閉会挨拶を行い、参加企業間の交流を深める懇親会が開催されました。この場では、地域の広告業界が抱える課題や、新たなビジネスモデルについての分かち合いが行われました。
来年の大会は、株式会社パブリシティコアが担当し、新潟県での開催が予定されています。メイシスを構成する企業たちが集い、さらなる進化と地域創生に向けた議論を重ねることが期待されています。
メイシスについて
メイシスは1999年に創立された日本全国の地域広告企業のネットワークです。特に地域に密着した業務を行っており、広告業界におけるコミュニケーションの課題解決に取り組んでいます。地域社会への貢献を第一に考え、様々なプロジェクトを実施してきました。
幅広い分野での成果を上げているメイシスの活動は、今後も地域創生や新たな広告の形を模索していくことでしょう。これからのメイシスに期待が寄せられています。