バルカン室内管弦楽団が映画音楽を彩る!初のコンサートを開催
2025年、バルカン室内管弦楽団が映画音楽をテーマにした初のコンサートを開催することが決定しました。このコンサートは「シネマクラシックwithバルカン室内管弦楽団」と題され、映画ファンや音楽愛好家にとって魅力的なイベントとなることでしょう。
バルカン室内管弦楽団とは
バルカン室内管弦楽団は、2007年に日本人指揮者栁澤寿男の手によって設立されたオーケストラです。バルカン半島の民族共栄を目指し、その活動を展開してきました。特に、コソボにおける民族混成オーケストラによる歴史的なコンサートを手掛け、国際的にも評価されています。多文化共生の象徴として、メンバーはクロアチア人、ボスニア人、セルビア人など、さまざまな国籍から構成されています。このたび日本での開催は、コロナ禍を経て10回目となり、特別な意味を持っています。
コンサートの詳細
バルカン室内管弦楽団の初の映画音楽コンサートは、2025年5月22日に東京都大田区の区民ホールアプリコで行われます。指揮を務めるのは栁澤寿男、ピアノには吉村美華子が起用されています。また、特別ゲストとして大黒摩季が参加し、音楽ファンにとっても見逃せないイベントです。
演奏予定の楽曲
このコンサートでは、往年の名作から現代の名曲まで、幅広い映画音楽が演奏される予定です。例えば、1939年の『風と共に去りぬ』から「タラのテーマ」、1962年の『アラビアのロレンス』、1964年の『マイ・フェア・レディ』など、映画ファンにはたまらない選曲が目白押し。また、1988年の『ニュー・シネマ・パラダイス』や1985年の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、さらにはジョン・ウィリアムズ作曲の「E.T.」や「スターウォーズ」など、誰もが耳にしたことのある楽曲も盛り込まれます。日本の作曲家による作品も取り上げられ、坂本龍一の「Merry Christmas Mr. Lawrence」や、久石譲の「海の見える街」なども楽しめます。
大黒摩季の登場
大黒摩季は、ループするメロディーで知られる『美女と野獣』のテーマ曲や、『タイタニック』の「My Heart Will Go On」を歌唱し、彼女自身の楽曲「ららら」もオーケストラと共に演奏される予定です。大黒摩季とのコラボは、オーケストラの魅力を一層引き立てることでしょう。
栁澤寿男の言葉
指揮者の栁澤寿男はコンサートに向けて、映画が文化や国境を超えて人々をつなぐ芸術であると述べ、このコンサートによって多くの人々に音楽を楽しんでもらいたいという思いを明らかにしています。彼は「バルカン室内管弦楽団」の音楽を通じて、聴衆が共鳴する瞬間を楽しみにしていると語りました。
今後の予定
この映画音楽のコンサートは、バルカン室内管弦楽団の活動の新たな一歩として位置づけられています。2025年5月15日からの様々な公演に加え、ファンの皆様と一緒に多くの感動を共有できることを心より願っています。
詳細な情報やチケットの購入は、公式サイトやteketなどで確認できます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。