ディクシーズJPとfreee、介護業界のIT支援強化へパートナー契約締結

ディクシーズJPとfreeeが新たなパートナーシップを発表

2023年10月、東京都品川区に本社を置くフリー株式会社（以下、freee）は、同じく品川区にある介護業界のIT導入支援企業、株式会社ディクシーズJPとのパートナー契約を締結することを発表しました。この協力によって、介護業界におけるIT導入支援が一層強化され、業務の効率化が期待されます。

高齢化社会における介護業界の重要性

日本は急速な高齢化が進んでおり、介護業界の重要性は日増しに高まっています。その中で、介護事業者は高品質なサービスを提供するために、業務を効率化する必要があります。ディクシーズJPは、介護企業におけるIT部門の責任者として14年間の経験を持ち、介護業界全体に向けた支援を行うために設立されています。

同社は、介護事業者向け営業支援アプリの開発や販売、IT/DXの導入支援、IT企業の介護業界への参入サポートを行っています。これにより、介護業界全体の効率を向上させる取り組みを進めています。

freeeの新たな取り組み

一方、freeeは医療・介護業界に特化した専任チームを設けており、業界の特性に応じた業務効率化のためのプロダクト開発やシステムの連携、コンサルティングの提案を行っています。これにより、利用者のニーズに即した柔軟なサービスを提供することが可能になります。

パートナーシップのメリット

このパートナー契約の最大のポイントは、ディクシーズJPの深い専門知識とfreeeのプロダクトの特徴である「統合flow」を組み合わせることです。「統合flow」は、freeeの製品開発の基盤を指し、創業時からの設計思想を基にしています。この連携により、介護業界特有の集計や転記などの非効率な作業が解消され、より働きやすい環境が整えられることが期待されています。