川西市、介護人材確保に向けた研修費助成強化!資格取得も支援
兵庫県川西市では、深刻化する介護人材不足に対応するため、介護支援専門員や主任介護支援専門員の研修受講費助成制度を拡充しました。
この助成制度は、これまで資格更新時の研修受講費のみを対象としていましたが、新たに資格を取得した場合の研修費用も助成対象となり、より幅広い人材の育成を促進します。
川西市では、今後高齢化率が上昇し、要支援・要介護認定者が増加すると予測されています。そのため、市では介護人材確保を喫緊の課題として捉え、令和6年度から「介護人材確保プロジェクト」を始動。
このプロジェクトの一環として、今回の研修費助成制度の拡充が実施されました。
助成対象は?
助成対象者は、川西市内に所在する指定居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、指定小規模多機能型居宅介護事業所に勤務する者で、研修修了日から1年以内の者です。
助成対象経費は?
助成対象経費は、研修受講費(資料代、テキスト代を含む)のみで、交通費やオンライン研修の通信費などは対象外となります。
助成金額は?
助成金額は、受講する研修によって異なりますが、21,400円から65,780円(全額)まで助成されます。
受付期間は?
受付期間は、令和6年6月24日から令和7年3月14日まで。先着順で受付し、予算が無くなり次第終了となります。
川西市の取り組みが人材確保に貢献するか
川西市は、高齢化社会における介護人材不足に対応するため、積極的に人材確保に向けた取り組みを進めています。
今回の研修費助成制度の拡充は、介護支援専門員等の資格取得を促進し、人材確保に大きく貢献することが期待されます。
将来的には、川西市だけでなく、全国的に介護人材不足が深刻化する可能性も懸念されています。
川西市の取り組みは、他の自治体にとっても参考になる事例として注目されます。