東京山九フェニックスの選手がフランスへ移籍
2023年2月、女子ラグビーチーム「東京山九フェニックス」の選手たちがフランスの「USAPフェミニン」へ期限付きで移籍することが発表されました。この移籍は、昨年結ばれたパートナーシップ契約に基づくもので、選手たちにとって新たなチャンスです。移籍するのは、増田結選手、水谷咲良選手、地蔵堂萌生選手、小坂海歩選手、門脇桃子選手の5名。彼女たちの挑戦は、日本とフランスの架け橋としてさらなる活躍が期待されています。
選手たちの意気込み
増田結選手のコメント
増田選手は、「このような素晴らしい機会をいただけたことにとても感謝しています」と述べています。彼女は、東京山九フェニックスに加入してからすでに7年が経ち、その間に数々の挑戦を経て成長を続けてきました。新たな環境では言葉の壁に直面するかもしれませんが、彼女は「毎日を大切に過ごし、チームに貢献できるよう頑張ります」と力強い意気込みを見せました。
地蔵堂萌生選手の期待
地蔵堂選手も新しい環境にワクワクしている様子で、「フランスでの経験をたくさん吸収し、今シーズンより成長した姿を見ていただけるよう頑張りたい」と語っています。初めての挑戦への期待と緊張の入り混じった心境が伝わります。
門脇桃子選手の感謝の気持ち
門脇選手は、「このような貴重な機会をいただけたこと、大変光栄に思います」と語り、周囲への感謝の気持ちを忘れない姿勢を示しています。フランスの文化や環境に触れることを楽しみにしており、選手としてだけでなく、人としても成長したいと意気込みを新たにしています。
水谷咲良選手の決意
水谷選手も感謝の気持ちを忘れず、「フランスでチャレンジできる機会をいただいたことに感謝しています」とコメントしました。彼女は、自分自身を成長させ、より高いレベルで帰ることを目標に掲げています。「新しいことを学び、吸収しながら頑張りたい」と強い意志を表明しています。
小坂海歩選手の意識
最後に小坂選手は、「フランスで成長し帰ってきたい」との思いを語り、海外での素晴らしい経験を活かす意欲を示しています。彼女にとって初の長期海外挑戦で、プレーを通じての成長を誓いました。
東京山九フェニックスとは
東京山九フェニックスは2013年に設立された女子ラグビーチームであり、設立当初は練習場所すら確保できない状況からスタートしましたが、今では神奈川県のグラウンドを拠点に活躍しています。チームスピリットとして「ダイバーシティーの街、渋谷発のデュアルラグビーチーム」という理念を持ち、若い選手たちが日本や世界で活躍することを目指しています。加えて、国際的な舞台での経験を通じて女子ラグビー文化を広めていくことにも挑戦しています。
彼女たちの新たな挑戦が、女子ラグビー界にどのような影響を与えるのか、目が離せません。今後も東京山九フェニックスの選手たちの活躍に期待が寄せられます!