「地方創生☆政策アイデアコンテスト2025」概要
今年、内閣府地方創生推進室は「地方創生☆政策アイデアコンテスト2025」を実施し、全国の若者たちから地方創生に役立つアイデアが寄せられました。このコンテストは、地域の課題をデータ分析に基づいて解決するための政策提案を奨励するもので、11回目の開催となります。全国9つのブロックから選ばれたファイナリスト18組が、優れた政策提案を発表しました。
受賞作品発表
12月6日(土)、アキバプラザで開催された最終審査会では、参加者が自信を持って自らのアイデアを発表しました。会場内はもちろん、オンライン配信でも多くの人が注目しました。そこで選出されたのが、地方創生担当大臣賞、優秀賞、協賛企業賞など、様々な賞を受賞したアイデアです。
地方創生担当大臣賞
最優秀賞である地方創生担当大臣賞には、以下の4作品が選ばれました。
1.
造園という武器で持続可能なまちづくり~将来世代の地方創生~
- 所属: 愛知県立猿投農林高等学校 / 作庭チームSAKUR☆
2.
ごぱん大作戦
- 所属: 奈良県立青翔高等学校 / 酵母見つけて使い隊
3.
「越境共創」から始まる地域の未来 -境界を越えて、栗登一平が共に創る新しい価値のデザイン案-
- 所属: 株式会社フォーバル×島田制作合同会社×株式会社Next IWATE / チームきづなPARK
4.
土佐和紙×デジタルで産業拡大!~令和の文化継承モデル~
- 所属: 北海道大学・京都大学・関西学院大学・島根県立大学 / 良食良寝
これらのアイデアは、地域の参加者と連携し、実行可能な施策に結びつくものとして期待されています。
優秀賞
優秀賞は以下の6作品が受賞しました。
1.
School「愛」が「消滅可能性自治体」を救う?
- 所属: 大手前高松高等学校 / ふるさと「アイ」
2.
竹からはじまる地方創生〜放置竹林を資源に変える高千穂高校生の挑戦〜
- 所属: 宮崎県立高千穂高等学校 / ウゴノタケノコ
3.
読谷から香る、新しい農作物〜読谷村産バニラで地域と若者をつなぐ〜
- 所属: 沖縄県立球陽高等学校 / バニラでスマイル
4.
釣って、泊まって、味わって 鳥羽で広がる釣りスタイル
- 所属: 三重県創生研鑽会
5.
京都コンテクスト・トレイル「神社の歴史×テキストマイニング」による地域価値の再発見
- 所属: 同志社大学 政策学部 / 同志社大学 政策学部 野田ゼミ
6.
町家と紅茶を未来につなぐ白市まちづくりツーリズム
- 所属: 県立広島大学 / Harmonia
これらの作品もまた、地域の創生や文化の継承に寄与することができる可能性を秘めています。
協賛企業賞の選出
さらに、多くの協賛企業によって選ばれた賞も発表され、その中には特に評価された作品もありました。各企業の色を反映したアイデア提案が評価され、地方創生への貢献を期待される成果となりました。
コンテストの意義
「地方創生☆政策アイデアコンテスト」は、幅広い層の参加を促進し、新たな視点や斬新なアイデアが集まり、地域づくりの活性化に寄与することを目的とした取り組みです。このコンテストは、地域を支える若者たちの声を政治に届ける架け橋ともなります。
最後に
日本各地の若者たちの情熱が集まったこのコンテストは、地域経済や社会の活性化に向けて非常に重要な役割を果たしています。地方の未来を担う彼らのアイデアから、次なる地域づくりのエネルギーが生まれることを期待しています。公式ウェブサイトやSNSで最新情報をチェックし、地域創生の動きを共に応援しましょう。