救急救命士の集い2025
2025-10-02 17:51:05

救急救命士の集い2025が名古屋で開催される。新たな専門性と役割を探る。

救急救命士の集い2025概況



2025年9月27日、愛知県名古屋市に位置するAP名古屋において、「救急救命士の集い2025」が開催されました。このイベントは、現地参加者101名とオンライン参加者413名を含む514名が集まり、大いに賑わいました。

第一部:祝辞とご挨拶



集いの第一部では、愛知県防災安全局の岡田晴道部長、愛知県救急業務高度化推進協議会の北川喜己会長、愛知県医師会の河村英徳理事、愛知県病院協会の佐藤公治会長(代理:奥村明彦副会長)をはじめとするご来賓の方々から、心温まるご祝辞が寄せられました。これにより、イベントの幕開けが飾られました。さらに、内閣府、厚生労働省、総務省消防庁からの講演もあり、それぞれが現在の救急医療の課題や改善への取り組みについての情報が提供されました。

第二部:教育実践事例検討



第二部では、各機関から参加した救急救命士による教育実践事例の検討が行われました。講師として、武蔵野大学の鈴木克明教授が「インストラクショナルデザインとは何か?」というテーマで教育講演を行い、参加者に新たな視点を提供しました。また、国立国際医療センター病院の藤島璃々子、帝京大学医療技術学部の菊川忠臣、上伊那広域消防本部の井口哲弥の3名が事例報告を行い、各々の現場での経験をシェアしました。これらの報告は、参加者からの活発な意見交換を引き起こし、救急救命士の専門性や職務の重要性が再確認される良い機会となりました。

第三部:協賛企業の情報と討論



最後に、協賛企業より最新の情報が提供され、その後、参加者たちが現場で直面する課題や展望について意見交換を行いました。このセッションでは、救急救命士としての役割を深く考える貴重な時間が持たれ、今後の方針についての具体的なビジョンが見え始めました。

参加された皆様には、深い感謝の意を表します。また、参加できなかった方々のために、イベントのオンデマンド配信を予定しており、詳細については追って案内が行われます。

日本救急救命士会の目指すもの



「日本救急救命士会」は、教育と研鑽を基に救急医療の質の向上を目指している団体です。設立から約30年が経つ中、救急救命士法の改正を受けて救急救命士の活動範囲が拡大しています。高齢化による患者数の増加や、スキルアップが求められる現代において、会は更なる情報提供と活動を続け、救急救命士の役割を社会に認知させる努力をしています。

今後も、日本救急救命士会では会員を募集しており、より多くの人々に支持を得るために、関係機関と連携を強化していく予定です。入会の詳細は同会の公式サイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
一般社団法人 日本救急救命士会
住所
東京都中野区中野2丁目2番3号
電話番号
03-3384-8062

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