環境に優しい冷凍機『スーパーグリーン』が受賞
日本熱源システム株式会社が開発した空冷式CO2冷媒冷凍機『スーパーグリーン』が、2019年度の省エネ大賞の中小企業庁長官賞を獲得しました。この受賞は、地球環境保護と省エネルギーを両立させた革新的な技術への評価として、業界内外から注目されています。
地球温暖化対策に最適な冷凍機
『スーパーグリーン』は、自然冷媒のCO2を使用することで、環境への影響を最小限に抑えています。特に地球温暖化係数が1とされており、これにより他の冷媒と比較しても、温暖化への影響が非常に低いことが特徴です。従来のフロンR22と比べると、なんと24%の省エネ効果も実現しています。このような数値が示すように、同製品は環境保護と経済性を兼ね備えた理想的な選択肢と言えます。
冷却水なしでさらに省コスト
加えて、『スーパーグリーン』は空冷式であるため、冷却水が不要です。これにより水道代や水質管理費といった運用コストを削減できる点も魅力です。経済面での負担を軽減しながら、持続可能な冷凍機として多くの企業に導入される理由がここにあります。
幅広い用途と実績
『スーパーグリーン』の適用範囲は広く、全国各地の冷凍冷蔵倉庫や食品工場での凍結装置、さらにはCO2ブラインチラーによる製氷など、多様な分野で活用されています。このように、利用シーンが多岐にわたることで、既に多くの納入実績が築かれています。
展示会での紹介
この最新の冷凍機は、2020年1月29日から31日まで東京ビッグサイトで開催される「ENEX2020 第44回地球環境とエネルギーの調和展」に出展されます。実際にその性能を体験したい方は、是非この機会にご来場ください。
受賞の意義
『スーパーグリーン』の受賞は、単に製品の優秀性を示すだけでなく、地球環境への配慮が求められる現代において、企業が果たすべき役割を再認識させる重要な動きとなることでしょう。これからも日本熱源システムは、地球に優しい製品作りを進めていくとともに、持続可能な社会の実現に寄与していくことが期待されます。
詳細は
日本熱源システム公式サイトをご覧ください。