「YAEYAMA JOTO RAP」で八重山地域の新しい魅力を発信
関西大学総合情報学部の岡田ゼミは、沖縄・八重山地域の持続可能な発展を目指し、20代の若者に向けた情報発信を行っています。その中で、完全オリジナルのミュージックビデオ「YAEYAMA JOTO RAP」を制作し、SNSやYouTubeでの配信を開始しました。このプロジェクトは、観光に留まらず島々との継続的な関係人口を創出することを目的にしています。
プロジェクトの背景
八重山諸島は日本の最西端に位置し、自然環境が豊かで文化もユニークです。しかし、島内には高等教育機関が少なく、高校卒業後に多くの若者が外に流出してしまうという課題も抱えています。近年、地方移住へ関心が高まる中、中心部の石垣市は初めて5万人を越える人口を達成しましたが、依然として20代が少ないのが現状です。
この状況に対処するため、岡田ゼミでは様々なメディアを活用したプロジェクトを展開。例えば、ドキュメンタリービデオやリーフレットの制作を行ってきました。今回は新たにヒップホップ・ミュージックビデオの制作を決定し、若者へのアプローチを強化することにしました。