寿司店「和田上」が新たに生まれ変わり、再スタート
2024年7月16日、東京・杉並区に位置する寿司店「和田上」が新経営者のもとでリニューアルオープンしました。17年間地元の方々に愛され続けたこの店は、前経営者の高齢に伴う引退を受けて、惜しまれながらの閉店が危ぶまれました。しかし、新たに継承した若手経営者が、地域での需要に応える形で再スタートを決意したのです。
このリニューアルオープンは、後継者不足に悩む多くの飲食店にとって希望の光となるだけでなく、地域コミュニティにとっても大きな支援となります。後継者不足が進行している現代において、このような取り組みは特に重要です。そしてショップは今後、海外展開も視野に入れており、日本の寿司文化を世界に広めようとしています。
豊洲直送の新鮮なネタ
店は荻窪駅から徒歩1分という好立地にあり、高級寿司をリーズナブルに楽しめるというコンセプトで営業しています。豊洲市場から直送される新鮮な魚を用い、特にマグロ専門卸業者「やま幸」から仕入れたマグロは絶品です。また、米には岐阜県産のハツシモを使用しており、粒が大きく、口の中でしっかりとした食感を楽しめます。すべて手作りの寿司酢で味付けされ、独特な風味が引き立てられています。
基本的にはコースの予約制ですが、当日に席が空いている場合はアラカルトでの利用も可能で、非常に柔軟なオーダーが楽しめるのも魅力的です。
注目のスペシャリテ
「和田上」の新たなイチオシメニューは、「ウニ、イクラと鮑の肝ソースを使用した痛風リゾット」。贅沢にウニとイクラを盛り付け、濃厚な鮑肝ソースが食欲をそそる一品です。ぜひ一度味わっていただきたい逸品です。
da最も希少なマグロの脳天を使用した寿司もおすすめです。これは、マグロの中でもわずか0.5%しか取れない希少部位で、程よい脂のりととろけるような食感が病み付きになります。この絶品寿司も登場するので、訪問の際はぜひお試しください。
新しいお酒の楽しみ方
さらに注目すべきは、世界で人気を集めているロゼワインとのペアリングです。フルーティで軽やかなロゼワインは、新鮮な魚介の旨みを一層引き立て、寿司との新たな食体験を提供します。もちろん、日本酒も厳選して揃えており、寿司にぴったりの銘柄を楽しむことができます。
店舗情報
新しく生まれ変わった「寿司周辰」(SUSHI SHUTATSU)は、東京都杉並区荻窪に位置し、附近にはアクセスが非常に便利なJR線荻窪駅があります。営業時間は昼12時から14時と、夜は17時から21時30分まで。また、カウンターには12席が設けられています。
この店舗の経営を手掛けるのは、2024年に設立されたjeujeu合同会社で、代表は礒田周平氏です。今後の活躍がますます期待されます。