特定非営利活動法人EPOは、2024年6月16日(日)に東京都江戸川区のホールで「ここねフェス」を開催しました。このイベントは、介助や医療的ケアが必要なお子様も、家族やお友達と一緒に参加することができ、遊びながら交流できる機会を提供することを目的としています。
当日は、28組の重症心身障がい児の家族が参加し、紅白に分かれてオリジナル種目の運動会を行いました。1時間半の間に5つの競技を実施し、参加者たちは熱心に競技に取り組み、会場は熱気と笑顔に包まれました。
競技内容は、重い障がいを抱えていても家族と一緒に参加できるもの、家族やきょうだいが本気で参加するもの、隣に座るお友達家族と協力して参加するものなど、バラエティに富んでおり、参加者全員が楽しめるプログラムとなっていました。
運動会以外にも、家族同士で写真を撮ったり、きょうだい児同士で遊んだりするなど、参加者同士の交流の場も設けられていました。
イベントの様子は、COCOLONフォトスタジオが動画にまとめ、公開されています。動画では、イベントの詳細や参加者の笑顔がご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
今回のイベントは、重症心身障がい児とその家族にとって、貴重な交流の機会となりました。EPOは今後も、このようなイベントを通して、重症心身障がい児と家族の交流の機会・楽しみ・学び・遊びを1つでも増やせるよう、活動を続けていくとのことです。
EPOは、重症心身障がい児とその家族を支援する団体として、2016年から東京都内で3つの児童発達支援事業所と1つの放課後等デイサービスを運営しています。2023年12月からは、重症心身障がい児とその家族、ごきょうだいが安心して暮らしやすい環境、子育てしやすい環境、楽しいことに参加できる環境づくりを進めるため、オンラインコミュニティ「COCOLON」を運営しています。
COCOLONは、重症心身障がい児に関する「繋がり」「学び」「遊び」「楽しみ」がつまった、重症心身障がい児に関わるすべての方のオンラインコミュニティです。障がいの有無に関わらず、参加できるさまざまな企画やイベントを通じて、交流や情報交換の場を提供しています。
EPOは、今後も重症心身障がい児とその家族がより良い暮らしを送れるよう、さまざまな活動を展開していく予定です。