Sunrise DA テストネットv2
2024-11-12 09:06:14

モジュラーチェーンの未来を拓くSunrise DA、テストネットv2公開!ゲーム要素と公式マスコットでユーザー体験向上!

モジュラーチェーンのリーディングプレイヤー「Sunrise DA」、テストネットv2を開始~ゲーム要素を取り入れた新UIと公式マスコット「HARU」を公開~



モジュラーチェーンのデータ可用性レイヤー(DAレイヤー)「Sunrise DA」を開発するCauchye Asia PTE. LTD.は、2024年11月9日、次世代プラットフォームの最終テストネット「Sunrise Testnet v2」を発表しました。

本バージョンでは、データ可用性レイヤーを全面的に刷新し、ユーザー体験を大幅に向上させています。さらに、ゲーミフィケーションを取り入れた新しいキャンペーンサイトと、公式マスコット「HARU」を公開しました。

Sunrise DAとは?



Sunrise DAは、Proof of LiquidityとオフチェーンBlobに対応した世界唯一のDAレイヤーです。モジュラーブロックチェーンのスケーラビリティとアクセシビリティを飛躍的に向上させる次世代インフラとして注目を集めています。

2024年7月の初回テストネット公開後、わずか3週間で10万人、6週間で20万アクティブユーザーを突破するなど、日本発のプロジェクトながらグローバルな成長を遂げています。また、Sunrise DAを活用した独自チェーン構築・運用を支援するサービスを提供しています。

Sunrise Testnet v2のアップデートポイント



今回のアップデートでは、テストネット環境とBlobモジュールを全面的に刷新し、以下の特徴を実現しました。

技術面の強化
独自のProof of LiquidityシステムとFee Abstractionメカニズムの実装
データ可用性レイヤーの効率性と経済性の両立
高機能なブロックチェーンエクスプローラーの統合

ユーザー体験の向上
直感的に操作可能な新しいダッシュボード
vRISEトークンシステムとGauge Votingによる高度なガバナンス機能
多様なインセンティブと報酬システムの導入

新たなキャンペーンプログラム



約30万人が参加したSunrise v1テストネットキャンペーンの成功を受け、新たなキャンペーンプログラムを開始します。特別に開発されたポータルサイトでは、Sunriseの仕組みや世界観をゲーム感覚で体験し、学ぶことができます。また、キャンペーン参加者はトークンエアドロップの対象となります。

ポイントプログラムによる報酬獲得
カジノゲームなどのミニゲーム
キャラクターカスタマイズ機能

公式マスコット「HARU」



北海道の野鳥シマエナガをモチーフにした愛らしい「HARU」は、Sunriseエコシステムの案内役として登場します。日本の著名なNFTクリエイターである城島ジョージ先生をチームに招き、Dev/Bizチーム一丸となって作成した、Sunrise初の公式IPとなります。

新キャンペーンプログラムでは、HARUを通して、ユーザーは下記のような特典を享受できます。

Haru Yenを獲得してアイテムを購入
HARUの着せ替えでカスタマイズ
将来的にメインネットでNFTとしてミント可能

Sunrise v2キャンペーンへの参加方法



詳しい参加方法は、Medium(グローバル版/日本語版)の公式記事をご覧ください。

また、ご不明な点はDiscordコミュニティにてお気軽にお問い合わせください。

モジュラーブロックチェーンのパラダイムシフト



EthereumやBTCのような従来のブロックチェーンは、そのチェーン単体で完結するモノリシック・アーキテクチャを採用しており、「モノリシックブロックチェーン」と呼ばれます。一方、新たに注目されているアーキテクチャが「モジュラーブロックチェーン」です。

モジュラーブロックチェーンとは、チェーンをいくつかのレイヤーに分解し、それぞれをモジュールのように組み合わせて一つのチェーンを構築するアーキテクチャです。モジュラーブロックチェーンでは、それぞれの機能ごとに最適なレイヤーを組み合わせることができるため、モノリシックブロックチェーンに比べて100倍以上とも言われる高いスケーラビリティを実現します。また、企業の要件ごとにチェーンの柔軟なカスタマイズが可能です。

モジュラーチェーンではブロックチェーンを4つのレイヤーに分類します:

Execution Layer (執行層): トランザクションを実行するレイヤー
Settlement Layer (調停層。あるいは決済層): トランザクションの実行結果を一意に決定し、ブリッジの整合性の監督も行うレイヤー
Consensus Layer (合意形成層): どのトランザクションがどの順番で受理されたかを一意に決定するレイヤー
Data Availability Layer (データ可用性層): トランザクションデータを保存するレイヤー

SunriseはDA Layerとして機能します。また、SunriseをDA Layerとした独自チェーン構築に対してもサポートを提供しています。OPStackやCosmosSDKなど、複数のチェーンフレームワークに対応しています。さらに、Sunriseはモジュラーチェーンやインターオペラビリティの普及に向けた、企業・教育機関向けのWeb3教育活動にも貢献しています。

Sunrise DAを通して実現すること



SunriseをDA Layerとして使用して独自チェーンを構築することで、例えば以下が可能になります。

L1チェーン(Ethereumなど)のスマートコントラクトに組み込まれるL2チェーンのデータ保存先として使用されることで、L2チェーンのガス代を大幅に低減
ガス代がもともと安価なL1チェーン(Oasysなど)の場合、L2チェーンのデータ保存先として使用されることで、L1がキャパオーバーする問題を防ぎ、同時に搭載できるL2チェーンの数を増やす
L2チェーン(Optimism、Arbitrum、Astar zkEVMなど)のスマートコントラクトに組み込まれるL3チェーンのデータ保存先として使用されることで、L3チェーンのガス代を大幅に低減
どこのL1チェーンのスマートコントラクトにも組み込まれないが、セキュリティの強さ(改ざん耐性、障害耐性)は継承する仕組み「Sovereign rollup」でL2チェーンを構築

また、DA機能を提供するブロックチェーンはCelesitaやAvail, Mantleなど複数存在しますが、Sunriseは「Proof of Liquidity」と「オフチェーンBlob」を備えた世界で唯一のDA Layerです。Proof of Liquidityによってビジネスモデル上の優位性を、オフチェーンBlobによって技術的な優位性をそれぞれ確立しています。

Sunriseの主な特徴



下記3つの特徴についてご紹介させていただきます。

Proof of Liquidity
オフチェーンBlobによるデータ可用性証明機構
IBC(Inter-Blockchain Communication)のネイティブサポート

1. Proof of Liquidity
Sunriseはコンセンサスメカニズムとして「Proof of Liquidity」(PoL)を採用しています。現在最も主流なコンセンサスメカニズムはEthereumなどで採用されている「Proof of Stake」(PoS)ですが、Proof of LiquidityはPoSに替わる新しい概念です。PoSの主な欠点は、「それ自体が直接的な経済活動をもたらさない」ことです。トークンをロックして報酬を得るだけなので、バリデータ個々の視点では経済的合理性がありますが、エコシステム全体としての経済効果は限定的です。一方、PoLでは、実質的な経済活動(=Sunrise L1ネイティブの流動性プールへの流動性の提供など)にVoting Power(投票力)を与えることで、ネットワーク全体に正の好循環をもたらします。この一連の好循環を、「流動性フライホイール」(The Liquidity Flywheel)と呼称します。

2. オフチェーンBlobによるデータ可用性証明機構
Sunriseは、従来のDA Layerでは困難だった「ビッグブロックL2」の実現を可能にします。これは、Sunriseが他のDA Layerと異なり、オフチェーンBlobを採用しているためです。例えば、Celestiaなど従来のDA Layerでは、データ可用性を証明する際にオンチェーン上にBlobのデータを書き込む必要があり、これがデータ処理能力の限界となっています。一方、SunriseはArweaveのようなオフチェーンの分散ストレージにデータを書き込みます。これにより、従来のL2のデータ処理能力を超えた、フルオンチェーンのAIやブロックチェーンゲーム(BCG)などの実現が可能になります。

3. IBCのネイティブサポート
IBC(Inter-Blockchain Communication)とは、独立したブロックチェーン間の通信と資産移転を可能にする、Cosmosエコシステムから生まれたInteroperability(相互運用性)規格です。SunriseはチェーンネイティブでIBCをサポートしているため、Cosmosエコシステムの資産を継承しています。さらに、Sunrise DA上にOPStackなどで構築したL2もIBCに対応可能です。

Sunriseはインターオペラビリティソリューションを研究開発するDatachain社と技術提携しております。Sunrise DA上のL2は、DatachainのLCP (Light Client Proxy)を通じてIBC規格に対応可能です。

独自チェーン構築支援サービス



グローバルトレンドとして、UniswapによるUnichain、WorldcoinによるWorld Chainなど、主要なdAppsプロジェクトによる独自L2チェーンの構築が加速しています。国内においても、ソニーグループが展開するSoneiumに代表されるように、大手企業による独自チェーンの開発が本格化しています。

Sunriseは、企業の独自チェーン構築に対して、企画から開発、運用、エコシステム創出まで一気通貫で支援するパッケージを提供します。特にチェーン間相互運用性(インターオペラビリティ)の分野において当社は豊富な研究開発実績を有しており、CEO&CTOの木村優やSolution Architectの伊藤匡平はじめ、複数のWeb3企業で技術顧問を歴任してきた専門家が在籍しています。チェーン構築に関心をお持ちの企業様に対して、幅広い領域でのサポートを提供させていただきます。企画段階からサポートさせていただくことも可能なので、まずはお気軽にご相談ください。

Sunriseチーム



Microsoft出身者や国内外の著名なWeb3企業 CTO、Head of Businessなど、各分野のスペシャリスト約13名で構成されています(うち70%はグローバルメンバー)。

木村優 / CEO & CTO
下島 健 / COO & CFO

Sunrise概要



基本情報

テストネット公開日: 2024年7月1日
本社所在地: Singapore
代表者: 木村優
Investors: Gumi, Gumi Cryptos, Coincheck, Hyperithm, MZ Web3 Fund, Arriba Studio etc.(2024年11月時点)
URL: https://sunriselayer.io/
事業内容: L1チェーン「Sunrise」の開発・運営を行っています。および、Sunrise DAを活用した独自チェーン構築・運用の導入支援サービス「MyLayer」を提供しています。

Our Projects

Sunrise DA| Proof of Liquidityを備えたDA Layer
My Layer by Sunrise(仮)| Sunrise DAを活用した独自チェーン構築・運用の導入支援サービス※近日リリース予定

Social Links

Website: https://sunriselayer.io/
X(Twitter): https://x.com/SunriseLayer
Discord: https://sunriselayer.io/
Docs: https://sunriselayer.io/
Docs[日本語]: https://sunriselayer.io/
Github: https://github.com/SunriseLayer
Medium: https://sunriselayer.medium.com/
Medium[日本語]: https://medium.com/sunrise-jp
Linkedin: https://www.linkedin.com/company/sunriselayer
Qiita Organization: https://qiita.com/organizations/sunriselayer
Zenn Publication: https://www.linkedin.com/company/sunriselayer

お問い合わせ

Sunriseへの協業や出資、取材などご希望の企業さまは、下記よりお問い合わせください。

お問い合わせフォーム: https://forms.gle/V5LniyGBDorRQcNb6


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

会社情報

会社名
Cauchye Asia PTE. LTD
住所
SINGAPORE, 069534105 CECIL STREET, #24-02, THE OCTAGON
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: haru Sunrise DA モジュラーチェーン

Wiki3: haru Sunrise DA モジュラーチェーン

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。