株式会社and familyが家族介護支援に向けた新たな取り組みを開始
株式会社and familyは、2018年から家族介護者の方々を対象に、介護に関するインタビューを行ってきました。その中で、特に重要な課題として「親子や職場でのコミュニケーションの重要性」を認識し、サービスの開発に取り組むことを決定しました。
"起きてから行動するのではなく、起こる前に行動を起こす"という理念のもと、介護の準備を早い段階から促すことを目指しています。
「けあとの遭遇」とは?
この新たな取り組みの一環として、体験型ワークショップ「けあとの遭遇」を開発しました。このワークショップは、アクティブラーニング手法の一つであるボードゲームを活用しており、参加者が楽しみながら介護について考える機会を提供します。
「介護準備」×「ボードゲーム」という切り口で、2019年1月と2月に開催された展示会では、約300名の来場者に関心を寄せていただきました。
開発の経緯と体験会の実施
「けあとの遭遇」は、2018年7月にボードゲームの開発を開始し、その後14回の体験会を通じてプレイテストを繰り返しました。参加者からはフィードバックを受け取り、体験を形成していきました。2019年2月以降も依然として多くの企業や個人に「けあとの遭遇」を知っていただくための活動を続けてきました。この活動を通じ、28回の開催に伴い、220名以上の方々に体験していただくことができました。
展示会での成果
2019年の初めに開催された展示会では、多くの来場者が「けあとの遭遇」を体験し、介護に対する「ネガティブなイメージ」を払拭する手助けをしました。
参加者からは、「楽しみながら学べた」と評価されました。 これは、介護という重要なテーマに対するコミュニケーションのきっかけを提供する意味でも意義深いものです。
コラボイベントの開催
この取り組みは他者とのコラボレーションにも広がっています。2019年3月には、ボードゲーム「アチーバス」とのコラボイベントを行い、参加者同士のコミュニケーションを深める機会を設けました。また、4月には南哲也氏との連携により、介護に対する意識を高めるイベントも実施しました。これにより、参加者は自身の家族との関係を見つめ直し、何ができるのかを考える貴重な体験をしました。
未来の展示会情報
さらに、今後の予定として、2019年5月30日から6月1日までポートメッセなごやで開催される「国際福祉健康産業展ウェルフェア2019」に出展します。会場では、「けあとの遭遇」を通して皆さんに介護とコミュニケーションの大切さを体験していただける機会を提供します。詳しくは以下をご覧ください。
- - 日時: 2019年5月30日(木)~6月1日(土)10時~17時
- - 会場: ポートメッセなごや (K10ブース)
この展示会を通じて、介護に対する理解が深まることを期待しています。
会社概要
株式会社and familyは、2019年3月15日に設立し、介護に関する新しいサービスを展開しています。私たちの目的は「気づき」と「きっかけ」を通じて、介護の準備がより身近なものと感じられる社会を目指しています。
公式ウェブサイト:
and-fam.com
連絡先:
[email protected]