小田急百貨店とアリババの新たなコラボレーション
2022年6月、アリババが運営する中国の越境ECサイト「淘宝(タオバオ)」にて開催される618商戦が話題を集めています。中国での独身の日(W11)に匹敵するビッグイベントであり、日本と中国の交流をさらに深める新たな試みとして、小田急百貨店が参加することになりました。
618商戦とは?
618商戦は、アリババが手がける大規模なオンラインセールで、毎年6月に実施されます。このイベント期間中は、世界中の買い物客が注目する日本の商品を特設ページで紹介し、多くのブランドがプラットフォーム上で販売を行います。特に、今回のセールでは日本の百貨店が協力するのは初めての試みです。
小田急百貨店との共同企画
618商戦のために、日本在住のインフルエンサーが参加し、特別な商品紹介ライブ配信を行いました。アパレルやアクセサリー、靴など、11ブランドが集まったこのイベントには、約80万人もの視聴者が参加したと言われています。日本の商品への関心が高まる中、多くの方に楽しんでもらえたイベントとなりました。
PHOENIXが担う役割
このプロジェクトでは、PHOENIXが重要な役割を果たしました。ライブコマースを通じて、日本と中国の消費者を繋ぐ越境ECのワンストップサービスとして、以下のような機能を提供しています:
- - アリババが公認ライセンスを保持する「淘宝(タオバオ)」にて販売
- - 中華圏のSNS(例:REDBOOK)を活用したブランディング
- - 事前の告知や口コミの拡散による認知拡大
- - 「越境EC・ライブコマース」の企画・実施
- - 消費者からの問い合わせ対応や返品手続き
- - 国際物流を通じて、日本から中国へ商品を届ける
イベントの詳細
この新たな試みは、以下の条件で実施されました:
1.
名称: 小田急百貨店×PHOENIX越境EC・ライブコマース
2.
開催日時: 2022年6月13日、午前11時から午後6時(日本時間)
3.
内容: 中国国内の視聴者向けに、インフルエンサーが参加店舗の商品を紹介・販売
4.
参加店舗: 小田急百貨店から11店舗のテナントが参加
このコラボレーションを通じて、日本の商品が中国市場でどのように受け入れられるのか、非常に期待が寄せられています。今後の越境ECの可能性を広げるこのイベントは、目が離せない存在となることでしょう。日本の商品が意外な形で世界に広がる中、さらなる展開に目が向けられています。