ASKA A5が公開デモ飛行
2023-08-24 09:14:05

世界初!空飛ぶ車ASKA A5、モントレーで公開デモ飛行を実施!

世界初の空飛ぶ車ASKA A5、モントレーで華麗なるデモ飛行



米国カリフォルニア州に本社を置くASKA社が開発した空飛ぶ車「ASKA A5」が、世界的に有名なモントレー・カー・ウィークにおいて、その性能を余すことなく披露しました。8月11日から20日にかけて開催されたこのイベントで、ASKA A5は、道路走行から飛行へのシームレスな切り替え、そして安定した空中停止飛行(ホバリング)を成功させ、8万5000人を超える観客を魅了しました。

道路走行から飛行へ、驚きのスムーズな移行



SUVサイズのASKA A5は、地上では通常の自動車として走行し、駐車場にも駐車可能な点が大きな特徴です。公開デモでは、まず公道を走行。その後、見事なまでにスムーズに車モードから飛行機モードへ移行し、プロペラの回転を開始。そして、安定した空中停止飛行を披露しました。この驚きの技術は、多くの観客の目を釘付けにしました。イベントのハイライトの一つとして、多くのメディアで取り上げられています。

著名インフルエンサーもテストドライブを実施



5000万人以上のフォロワーを持つスーパーカーブロンディ、Alex Hirschi氏もASKA A5のテストドライブに参加。ペブルビーチ周辺をドライブし、その感想を自身のSNSで発信。この動画は瞬く間に世界中に拡散され、ASKA A5の注目度を一層高めることとなりました。

FAA認証取得、量産化に向けた大きな一歩



ASKA社は、6月30日にFAA(連邦航空局)による認証書(COA)と特別耐空証明を取得。さらに、8月2日には実機による安定した空中停止飛行に成功したことを報告しています。モントレーでの公開デモは、これらの成果を大々的に示す、重要なマイルストーンとなりました。

共同創業者からのコメント



共同創業者兼CEOであるカプリンスキーガイ氏は、「モントレー・カー・ウィークでの公開デモは、当社にとって重要な節目です。多くの方々から肯定的な反応を得ることができ、大変嬉しく思っています。」とコメント。一方、共同創業者兼会長のカプリンスキー真紀氏は、2026年の商品化に向けた今後の展望について、「Advanced Air Mobility(AAM)は、既存のインフラと連携することで普及が加速します。多くの人々との交流を通じて、エアモビリティへの理解が深まっていることを実感しており、予約注文も着実に増加しています。」と述べています。

ASKA A5の優れた安全性と性能



ASKA A5はパイロット1名と乗客3名の4人乗り。ヘリコプターのように垂直に離陸し、小型飛行機のように飛行します。電動モーターとガソリンエンジンを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用し、飛行中のバッテリー充電も可能にしています。

安全面においても万全の体制。グライディング可能な主翼、6つの独立したモーターシステム、FAAの安全基準を満たす予備飛行時間、そして緊急着陸用パラシュートなどを備えています。航続距離は約400キロメートル、最高速度は約240キロメートルを誇ります。

2026年商品化、予約注文受付中



価格は1機78万9000ドル。2026年の商業化を目指し、現在予約注文を受け付けています。個人、企業、医療関係団体などから既に5000万ドル以上の予約を獲得しているとのことです。

まとめ



ASKA A5は、空飛ぶ車の可能性を大きく広げる画期的な一台です。モントレーでの公開デモは、その技術力の高さだけでなく、未来の交通手段の可能性を世界に示す、象徴的な出来事となりました。今後の展開にも目が離せません。


会社情報

会社名
NFT Inc
住所
103 Pioneer Way, STE G, Mountain View, CA 94041 USA
電話番号

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