『Dead by Daylight』が『Five Nights at Freddy's』とタッグを組んだ新チャプター登場

カナダのゲーム開発企業Behaviour Interactive Inc.が、非対称対戦型マルチプレイヤーホラーゲーム『Dead by Daylight（デッド・バイ・デイライト）』にて、人気ホラーゲーム『Five Nights at Freddy's（ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ）』とのコラボレーションチャプターのパブリックテストビルド（PTB）を2025年5月28日に開始することを発表しました。

約10年前にシリーズが誕生して以来、『Five Nights at Freddy's』はゲームや映画を通じて多くのファンに支持され、今やホラー文化の一部となっています。その待望のコラボによって、ファンたちは『Dead by Daylight』の恐ろしい霧の森に、愛するキャラクターたちが登場する姿を体験できます。

スプリングトラップが新キラーとして参戦！
本コラボチャプターの鍵を握るキャラクターは、言わずと知れた「スプリングトラップ」。原作シリーズでもその不気味な雰囲気を放つ彼は、新たに「アニマトロニック」という名称でキラーとして登場します。彼の登場は、過去の作品でもその凶悪さが印象的だったことからファンにとっては嬉しいポイントとなっています。

スプリングトラップは、恐怖の斧を振り回し、特殊能力として「消防斧」を使用します。この斧を投げると、その落下地点に恐怖の効果範囲が発生し、もしサバイバーがその中に入ると、スプリングトラップに位置がバレてしまいます。また、彼がうまくサバイバーの背中に斧を当てた場合、サバイバーは自力で斧を抜くか仲間の助けを待たねばなりません。さらにスプリングトラップが先に斧を抜いた場合には、衝撃的なジャンプスケアが発生するため、プレイヤーは心の準備が必要です。

警備室が新マップの要に
『Dead by Daylight』の特徴的な要素である警備室も、コラボチャプターに忠実に搭載されています。マップ内に設置された7つのセキュリティドアは、サバイバーとキラー双方が通行できるもので、警備室を経由して安全な移動ができます。もし監視カメラでスプリングトラップの動きを確認することができれば、他のサバイバーにその場所を伝えることが可能です。しかし、監視カメラのバッテリー残量には注意が必要で、常にその残量を考慮しながら行動する必要があります。

新マップ「Freddy Fazbear’s Pizzeria」
本チャプターに新たに追加されるマップ「Freddy Fazbear’s Pizzeria」は、原作特有のノスタルジックな雰囲気が再現されています。プレイヤーは様々なエリアを探索し、スリル満点のチェイスを楽しむことができるでしょう。
ダイニングホールにはアニマトロニクスのバンドが勢揃いし、アーケードには不気味な誕生日パーティーの装飾が施されています。全体的に邪悪な変形が潜んでおり、探索中には予期せぬ驚きがプレイヤーを待ち受けています。

この新チャプターには、スプリングトラップの新しいコーディネイトが数多く登場予定です。映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』にインスパイアを受けたキャラクターが、マシュー・リラード氏の声を録音したセリフとともに登場します。また、『Five Nights at Freddy’s: Help Wanted』からは「Glitchtrap」が新たなレジェンダリーコーディネイトとして追加されるほか、特別なコレクションが用意されています。

『Dead by Daylight: Five Nights at Freddy’s』は、2025年6月18日からSteam、PS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、Epic Games Store、Windows Store、Nintendo Switchで正式にリリースされる予定です。これにより、さらに多くのプレイヤーがこのホラーゲームの新たな側面を体験できることとなりそうです。