住宅業界のAI活用が変える業務効率と組織構造の実践モデル
近年、企業における人工知能(AI)の導入が進んでいますが、特に中小企業や特定の業界においては、その普及が遅れがちです。そんな中、兵庫県姫路市に拠点を置くフォレスト株式会社が、AI導入を本格的に開始しました。この取り組みを支えるのは、同じく姫路市に拠点を持つZept合同会社です。今回は、この二つの企業が手を組み、AI活用を通じて業務効率化と組織変革を実現した事例を詳しく紹介します。
フォレスト株式会社のAI導入背景
フォレスト株式会社は、播磨産の木材を使用し、耐震性や省エネ、健康に配慮した注文住宅の提供を行っています。社会的責任にもコミットし、SDGsの推進や女性活躍推進企業として認定されています。このような積極的な姿勢の中、フォレストは業務効率化と社員の成長を目指してAI導入を決意しました。特に、AIの導入は社員一人ひとりが活用できる形にしたいという願いがあり、外部CAIO(Chief AI Officer)としてのサポートを受けることになりました。
Zept合同会社の役割
AI活用・アプリ開発を手掛けるZept合同会社は、企業のAI導入支援を多く手掛けており、累計230社以上の導入実績を有しています。それにより得られたノウハウを元に、フォレストに対する業務棚卸しと個別のAI研修を実施しました。特に注目すべきは、研修が一律的でなく、社員一人ひとりの業務内容に合わせたカスタマイズがなされている点です。これにより、現場ですぐに活用できるAIの構築が実現しました。
業務効率化に向けた具体的な取り組み
1.
SNS運用の効率化
従来、複数のメディアを運営していた広報の担当者は、投稿作成に長時間を要していました。しかし、AIの導入により、バズ投稿分析や投稿文の自動生成が行われ、制作時間が大幅に削減されました。その結果、担当者はクリエイティブな業務に集中できる環境が整いました。
2.
労務・補助金業務の標準化
従来、特定の社員に依存していた業務が、AI導入によって解消されました。AIを使い、複雑な補助金要領をすぐに理解できる状態にし、業務の膨大さを可視化しました。これにより、業務が標準化され、誰でも扱える体制が確立されました。
組織の変化と成果
AI導入によって、単なる作業効率化だけでなく、組織構造そのものに変化が見られるようになりました。フォレスト株式会社では、特定の人に依存しない耐久性の高い組織が構築され、業務のプロセスも統一されました。これにより、新しい戦略に時間を割くことができ、付加価値の高い業務へシフトできる体制を整えています。
Zept代表 榎公志の言葉
「AI導入の90%は現場への翻訳で決まる」—この言葉は、業務に密着したAIを設計することの重要性を示しています。フォレスト様のように、業務の棚卸しから始めることで、研修の翌週には現場で実際に使用できる状態にすることが可能です。AIはツールではなく、チームの一員として機能させるべきものです。
取り組みの詳細
このAI研修は2026年2月から継続中であり、全4回の研修と顧問ミーティングが行われています。対象は社員と経営層で、内容はプロンプトエンジニアリングや業務の自動化を通じた、新しいAIツールの構築についてです。
企業情報
フォレスト株式会社は、
公式サイトをご覧ください。また、Zept合同会社の詳細については、
こちらのサイトをご確認ください。
相談の窓口
AI導入に興味がある企業向けに、Zeptでは無料相談を提供しています。個別の業務構造に合ったパーソナライズなAI研修の内容や、どの業務からAI化を進めるべきかのアドバイスを受けることができます。詳細は以下の連絡先まで:
- - 所在地: 〒670-0965 兵庫県姫路市東延末4丁目54-102
- - 電話: 079-240-8959(受付時間: 9:00〜17:00)
- - 担当: 岸
- - メール: [email protected]