保育士不足解消と午睡事故リスク軽減を目指す新AIサービスが登場

保育士不足解消と安全な午睡環境の実現

リケナリシス株式会社（本社：東京都中央区）が、新たに『hana-an』と名付けたAI午睡見守りサービスを2025年7月1日より提供開始することを発表しました。このサービスは、保育士不足やお昼寝時の事故リスクを根本から解決することを目指しています。

背景と課題

保育の現場では、午睡時に発生する死亡事故の6〜7割が関与していることが調査で明らかになっています。乳幼児突然死症候群（SIDS）や、うつ伏せ寝による窒息の防止は、今や保育士にとって重要な課題です。厚生労働省（現こども家庭庁）はこの問題を重く受け止め、啓発キャンペーンを実施しています。しかし、多くの保育施設では、午睡管理のための記録を保育士が手動で行っており、その負担は相当のものであることが知られています。

例えば、10人の園児が1日に3時間お昼寝をする場合、保育士は月に約8,000件もの記録を作成しなければなりません。この業務量は保育士の疲弊を招き、結果的に約3分の2が他の業界に転職するという悲劇的な事態を引き起こしています。

AI午睡見守りサービス『hana-an』の特長

1. 業務効率化を実現

『hana-an』では、保育士がアプリのボタンを押すだけで、全ての園児の見守りが開始される仕組みです。AIがリアルタイムで寝姿勢を検知し、寝入った時間に遡って午睡チェック表を生成。この結果、業務効率は最大97%向上します。
業務がスムーズに進むことで、残業の削減や職場の定着率向上にも寄与し、保育士不足の解消に直接つながります。

2. 使いやすさへの配慮

サービスは2つのアプリで構成されています。一つは「午睡アプリ」、もう一つは「管理アプリ」で、直感的に操作できる設計になっています。これにより、ITに不慣れな保育士でも簡単に使用でき、複数の保育施設を持つ法人でも導入しやすくなっています。

3. 常に最新機能へのアップデート

『hana-an』はクラウドベースのシステムで、最新の機能が自動的に追加されます。これにより、新たな機能のために再購入する必要はなく、導入時期に関わらず全ての施設が均等に最新のサービスを受けることができます。

新料金プランのご紹介

新たに導入される『月額オンリープラン』は、初期費用が0円、月額30,000円（税別）で、契約期間は3年間と設定されています。契約満了後も月額10,000円（税別）で自動更新が可能です。このプランは長期的なコストパフォーマンスに優れ、安定した運用を実現します。

これまでの『スタンダードプラン』に比べ、大幅に初期費用を抑えた新プランが、保育現場での採用を後押しするでしょう。

結論

リケナリシスは、保育現場の課題解決を目指しており、子どもたちが安全に成長できる環境づくりに貢献するだけでなく、保育士が本来の職務に集中できるよう支援しています。
今後も『hana-an』を通じて、さらに多くの施設での導入を進め、子どもたちとその保護者のための安心な保育環境を実現しています。

それでは、ぜひ一度無料相談をお試しください。資料請求やデモンストレーションもお気軽にお問い合わせください。
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