第26回雪梁舎フィレンツェ賞展、若手作家支援の一環として開催！

第26回雪梁舎フィレンツェ賞展の開催について

新潟県新潟市に位置する雪梁舎美術館が主催する「第26回雪梁舎フィレンツェ賞展」が、2024年7月27日から9月23日までの期間に行われます。この賞展は、若手アーティストの発掘と育成を目的としており、1999年から毎年行われてきました。今回で26回目を迎え、歴史あるこの賞展では、特に優れた作品をもつ作家にフィレンツェでの滞在を支援する特典も用意されています。

コメリの社会貢献活動

この賞展は、株式会社コメリの社会貢献活動の一環である「コメリ緑資金」によって実施されています。1990年に設立されたこの資金は、同社が得た利益の1％を地域貢献として寄付する方法であり、34年間にわたり続けられています。特に、公益財団法人美術育成財団雪梁舎へ支援を行い、美術の振興を目的としています。コメリの代表取締役社長、捧雄一郎氏は「地域のライフラインであり続けたい」との思いを抱き、社会貢献に取り組んでいます。

賞の特徴と概要

雪梁舎フィレンツェ賞展では、大賞受賞者には3ヶ月間のフィレンツェ滞在が支援され、アカデミア賞受賞者には1ヶ月間の滞在が提供されます。また、2014年からはイタリア国立フィレンツェ美術アカデミアと提携関係を結び、受賞者は特別聴講の機会も得られます。このような支援を通じて、新進気鋭の作家たちが国際的な舞台でスキルを磨くことを期待しています。