新サービス『POPLAR』がARコンテンツ市場に低コストで革新を起こす

新サービス『POPLAR』の登場

AR（拡張現実）技術は、スマートフォンの普及に伴い、今や多くの企業やイベントでの利用が促進されています。フジ印刷株式会社が提供する新しいサービス『POPLAR』は、低コストで短期利用が可能なARコンテンツ配信を実現します。このアプリは、iOSおよびAndroidデバイス向けに公開され、ユーザーは手軽に様々なARコンテンツを楽しむことができます。

POPLARの特徴

『POPLAR』の最大の特長は、1ヶ月からの短期利用ができることです。これは特にイベントや展示会などの場面で、必要な期間だけARコンテンツを利用したいというニーズに応えるものです。初期開発費は52,000円（税別）、月額利用料は13,000円（税別）からというリーズナブルな価格設定により、特に小規模な企業やスタートアップにとって魅力的なサービスとなっています。利用者は、アプリの中で多数のARコンテンツを一元管理し、自身のターゲットにあった体験を提供することができます。

OEM提供について

さらに、『POPLAR』はOEM提供にも対応しています。導入企業は、自社ブランディングを活かしたARコンテンツ配信アプリを独自に持つことができ、自社で作成したARコンテンツの配信も可能です。これにより、企業は自分たちのノウハウを活かしたAR戦略を実行できることになります。

フジ印刷のAR事業目標

フジ印刷では、この新サービスによりAR事業の売上を昨年度比で3倍に設定しています。POPLARを通じて、今後はAR以外のコンテンツ配信機能の追加を計画しており、より多様なニーズに応えることを目指します。また、受発注システムとの連携や、グローバル事業や認知科学研究との融合を通じて、革新的なソリューションを開発する方針です。