「キングス丼」の誕生と給食への登場
沖縄市で開催された「第3回健康レシピコンテスト」において、最優秀賞を獲得したのは美東小学校の6年生、秋田莉緒さんが考案した「キングス丼」です。このレシピは、沖縄市の幼稚園、小学校、中学校の給食で提供され、多くの子どもたちに喜ばれました。7月18日(金)、特別ゲストとして琉球ゴールデンキングスのマスコットキャラクター、ゴーディーが美東小学校を訪れ、子どもたちと一緒にこの特別な給食を楽しむ時間を共有しました。
地元食材を生かした健康レシピ
このコンテストは、沖縄市が食育と地産地消を推進することを目的としており、沖縄の地元食材を利用した健康的なレシピが求められました。「キングス丼」は、琉球ゴールデンキングスのチーム名に由来しており、ゴーヤーと錦糸卵をメインに使用した非常にユニークな料理です。子どもたちや高齢者でも食べやすいように工夫されており、野菜をすりおろすことで、苦手な食材もスムーズに摂取できるようになっています。
使用されている食材には、沖縄市特産のフーロー豆やその他の夏野菜が含まれており、栄養価に優れたバランスの良い一品として仕上げられています。このレシピは、一緒に調理を行なった秋田さんの祖母との思い出も詰まっているそうです。
秋田莉緒さんの思い
「食べてみた時、意外とゴーヤーの味が気にならなくて、とても食べやすかったです」と自信を持って語る秋田さん。彼女の友人たちも喜んで食べてくれたことが、何よりの喜びだったそうです。昨年の夏にレシピを考案し、キングスにちなんだメニューを作りたいと考えた結果、この「キングス丼」が誕生しました。料理において特にこだわった部分は、小さい子どもからお年寄りまで、全ての人に配慮した仕上がりにすることだったと話します。
「このキングス丼をキングスの選手に食べてもらいたいです。特に沖縄出身の岸本選手に食べてほしい」とのコメントもあり、沖縄の子ども達が創り出すレシピが、地元チームの選手にも伝わることを願っています。
給食メニューの内容
給食として提供されたメニューに含まれていたのは、キングス丼、錦糸卵、ゴールデン味噌汁、ごはん、牛乳です。これらは栄養バランスを意識したものとなっており、毎日の給食で大切な役割を果たしています。
琉球ゴールデンキングスの取り組み
琉球ゴールデンキングスでは「おおきなわ」の活動の一環として、あいさつ運動、地域美化、地域交流など、多岐にわたる活動を実施しています。これからも沖縄で意義あるつながりを広げていくための取り組みを行っていくそうです。興味のある方は、ぜひお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
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