ドローン登録講習機関向け『修了審査統一化研修』東京で開催

ドローン登録講習機関向けの研修が東京で実施

2023年11月、東京で特別なドローン研修が行われます。この研修は、国土交通省および航空局、さらには海事協会の担当者を招いて、修了審査に必要なスキルや知識を実際にドローンを飛ばしながら学べる貴重な機会となっています。

背景

2022年12月から始まった無人航空機操縦者技能証明の取得が進んでおり、全国の登録講習機関で1万人以上の方が資格を得ています。しかしながら、修了審査の基準は国土交通省・航空局の方針に基づいて行われていますが、解釈が分かれる課題も存在します。今回の研修では、そうした点をクリアにし、修了審査基準の統一を図ることが目的です。

開催概要

- 日時: 11月25日（月）14:00～17:00（18:00から懇親会）

11月26日（火）9:10～16:30（予定）

- 会場: Bumb東京スポーツ文化館内メインアリーナ

(〒136-0081 東京都江東区夢の島2-1-3)

- 主催: 株式会社スペースワン

（登録講習機関および監査実施団体）

- 対象: 登録講習機関に所属する修了審査員、講師、管理者

※他の参加者との交流を深める懇親会も開催

研修の特徴

この研修の特徴は、大きく分けて以下の4点です。
1. 実機を使用した模擬飛行: 実際のシチュエーションに即した環境で、具体的な減点ポイントについて解説します。
2. 担当者との直接対話: 審査基準や重要なポイントに関して、航空局や海事協会の専門家から直接学べる貴重な機会です。
3. 複数のコースでの模擬審査: 会場に複数の模擬審査コースを設置し、実践的な審査を体験できます。
4. ネットワーキングの機会: 他のスクールとの意見交換を通じて、運営方法の課題を共有できる場です。

参加者の声

研修を受けた参加者からは好評の声が寄せられています。例えば、千葉県のドローンスクールの参加者は「模擬審査で自身の弱点を知れた」と語り、宮城県の参加者は「疑問を交換し合えたのが良かった」とコメントしました。また、「審査基準についての理解が深まった」との声も多く聞かれ、研修の有用性を示しています。これを受け、多くの参加者が「他の人にも勧めたい」と回答しています。