福島の恵みが葛飾に届く!はなわ米の無償提供と地域連携の新たな形
はなわ米がもたらす笑顔
2023年8月下旬、福島県塙町から東京聖栄大学を介して、葛飾区の子ども食堂にお米の無償提供が申し出られました。この取り組みは、塙町が震災からの復興や地域の活性化を目指して行っている活動の一環です。
概要と背景
塙町から提供されるのは、総量300kgのお米。具体的には、30kg入りの袋が10袋です。近年、葛飾区内ではお米が入手しづらい状況が続いており、地域の子どもたちを支援するための取り組みは非常に重要です。このお米は2023年9月17日と18日の二日間にわたり、東京聖栄大学から葛飾区の子ども食堂を運営している団体に配布される予定です。
地元の連携と感謝の意
この無償提供を受けて、葛飾区長は感謝の意を表すため、塙町町長に礼状を送付しました。塙町と葛飾区の関係は平成10年に締結された「災害時の相互応援協定」に根ざしており、長い間相互に支え合う関係が築かれてきました。また、東京聖栄大学とは平成25年に「連携・協力に関する協定」を結び、地域連携を強化しています。
塙町と大学の関係
塙町と東京聖栄大学は、さまざまな交流プログラムを進めており、特に大学の敷地内では月に数回、塙町の特産物を取り扱う「ダリちゃんショップ」が開かれています。このショップでは、地元の新鮮な野菜や美しい花々が販売されており、地域の魅力を伝える重要な拠点となっています。
地域協力の重要性
今回のはなわ米の提供は、地域間の協力が食卓を豊かにする一例として注目されます。田舎と都市が手を取り合い、未来を担う子どもたちのために笑顔を届けるこの活動は、今後も続けられるべきです。地域資源を活かすことで、地方の活気を都市が取り入れ、双方にメリットをもたらす。この取り組みが、さらなる連携のモデルケースとなることが期待されます。
まとめ
福島県塙町のはなわ米が葛飾区の子ども食堂に無償提供されることで、地域間の絆が深まり、支援の輪が広がっていくことが示されました。このような取り組みが、互いに助け合う社会の実現へとつながることを願うばかりです。
会社情報
- 会社名
-
葛飾区
- 住所
- 東京都葛飾区立石5-13-1
- 電話番号
-
03-3695-1111