ヒュンメルと阪神タイガースのトークショーの模様
12月上旬、大阪府吹田市のららぽーとEXPOCITYでデンマークのスポーツブランド『hummel(ヒュンメル)』主催のトークショーが行われ、阪神タイガースの西勇輝選手と梅野隆太郎選手が登場しました。多くのファンが集まり、会場は熱気に包まれました。
記録達成と振り返り
今年の7月、ヒュンメルは西選手と梅野選手との肖像使用契約を発表し、これは世界初の野球選手との契約としても注目を集めました。この日のイベントは、ヒュンメルショップのあるEXPOCITYの光の広場で行われ、司会を担ったのは読売テレビの諸國沙代子さんでした。
2023シーズンでは阪神タイガースがリーグ2位となり、クライマックスシリーズでは横浜DeNAベイスターズに敗れ、優勝を逃す結果となりました。西選手は21試合に登板し、6勝7敗、防御率2.24を記録。6月には通算2,000投球回を達成するという快挙も果たしました。一方、梅野選手も2023年8月に死球での負傷から復帰し、95試合に出場。阪神生え抜き捕手として初めての通算1,000試合出場を達成しました。
西選手はこのシーズンについて、「2連覇の難しさを痛感した。引退までに2,000イニングを投げたい」と振り返り、若い選手们にとっての「壁」になることに意欲を示しました。一方の梅野選手は、感謝の気持ちを語りつつ、これからは自身の数字を上げていくことを目標にしていると心境を明かしました。
新商品に注目
この日、両選手が着たのはヒュンメルから新発売となるパーカーでした。西選手は爽やかなホワイトパーカーにブラックパンツ、スニーカーをコーディネートし、梅野選手はシックなブラックのスタイルで、足元にはヒュンメルの特徴的なシェブロンラインが入っていました。
梅野選手はヒュンメルのウェアについて、「普段使いだけでなくトレーニングにも重宝している。デザインの細部にこだわりがあって好き」と語りました。西選手も自身がスーツスタイルと普段着で使う計画しているウェアについて触れ、「キャンプ用のキャップも計画中です」と期待を高めました。
ファンとの交流
トークショーの後、プレゼント抽選会やサイン会が行われ、ファンとの触れ合いを楽しむ時間が設けられました。女性ファンの一人は、サインをもらったグラブを持って嬉しそうに語り、「キャッチボールにも挑戦してみたい」と期待を寄せました。
イベントの最後では、両選手がファンとハイタッチする新たな企画を提案し、予定よりも盛り上がりながら終了しました。西選手と梅野選手はその後、ヒュンメルEXPOCITY店にも立ち寄り、多くのファンが2025シーズンでの活躍を期待していることを実感できた一日となりました。彼らの情熱とファンへの感謝の気持ちが非常に強く感じられました。