山梨県の農業界が誇る「やまなし４パーミル・イニシアチブ」認証農産物の販売フェア開催

山梨県の「やまなし４パーミル・イニシアチブ」認証農産物販売フェア

山梨県が誇る農業の取り組みとして、今年度も「やまなし４パーミル・イニシアチブ」に基づく認証農産物の販売フェアが開催されます。このフェアは、環境問題への意識が高いエシカル消費者をターゲットに、地域の特産品を通じてその重要性を広めることを目的としています。

やまなし４パーミル・イニシアチブとは？

「４パーミル・イニシアチブ」は、農業分野から脱炭素社会の実現に向けた重要な取り組みとして注目されています。具体的には、土壌の炭素量を年間0.4％増加させることで、大気中の二酸化炭素を実質ゼロにまで減少させる可能性を秘めた考え方です。そして、山梨県では2021年5月にこの理念を支える「やまなし４パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度」を国内で初めて制定しました。これにより、プレミアムなクオリティを持つ農産物が評価され、幅広い消費者にその価値が伝えられるようになりました。

販売フェアの概要

今年も多くの店舗で、やまなし４パーミル・イニシアチブ認証農産物を販売するフェアが行われます。具体的なスケジュールは以下の通りです：

- サンフレッシュ高島屋玉川店ほか：9月4日～（全10店舗）
- 澤光青果阪急百貨店大井町店ほか：9月6日～（全6店舗）
- イオンスタイル新浦安ほか：9月9日～（全3店舗）
- 無印良品銀座店：9月13日～

多くの店舗でこのように店舗開催が予定されており、特に果物としてはブドウが注目されています。地域の農家が丹精込めて育てたこれらの果物を味わいながら、エシカルな消費のスタイルを考える貴重なチャンスです。

エシカル消費と今後の取り組み

「やまなし４パーミル・イニシアチブ」認証制度は、単に特別な農産物を認証するだけでなく、農業の持続可能性や環境への配慮を促す重要な役割を果たします。今後も山梨県では、農畜産物のプロモーションを強化し、消費者にこの取り組みを広く認識してもらう努力を続けていきます。想像以上に多様な農産物がエシカル消費に繋がることを県全体でPRしていく予定です。