イトーキが注目の防災シェルター扉を紹介
株式会社イトーキは、2025年10月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催される危機管理産業展(RISCON TOKYO)2025に出展します。近年、自然災害が頻発する日本において、シェルターの整備が急務されています。そのため、イトーキがこの展覧会で紹介するのは、災害時や有事に対応したマルチ防災シェルター扉「BOUNCEBACK」です。
日本におけるシェルターの重要性
日本は地震や台風などの自然災害が多い国です。そのため、避難所やシェルターの整備が重要視されています。最近では「シェルターおよび地下利用促進議員連盟」が発足し、様々な議論が活発化しています。このような背景から、興味深い技術や製品が求められています。
多くの自治体が公共施設におけるシェルター整備を進める中、民間企業も自主的に地下シェルターの設置を検討しています。特に災害の多い日本においては、地下シェルターの実用性が再認識されています。イトーキは、こうした流れを受けて「BOUNCEBACK」を展示し、安全で快適な避難生活を提案していきます。
BOUNCEBACKの特長
「BOUNCEBACK」には、以下のような特長があります。
- - 耐衝撃・気密水密・放射線遮蔽性能: BOUNCEBACKは、世界基準の性能を備えた全面日本製の製品です。ラインの開発から組み立てまで全て国内で行われ、高い技術により400kN/㎡の耐衝撃性を実現しています。また、2WAYヒンジを採用することで高い気密性と水密性も兼ね備えています。
- - 軽量設計: 重さ約1.4トンでありながら、女性や子どもでも簡単に扱える開閉システムを導入。高性能ヒンジのおかげで、重さを感じず、スムーズに動かすことができます。
- - 緊急時対応: 多くの安全対策を施しており、開閉バーや安全カバーなど、使用時の安心感を高めています。混乱時にも安全に操作できる設計です。
現代の危機管理環境
日本では国内外の安全保障環境が厳しさを増しています。国民保護法に基づき、東京都や指定都市は避難施設の指定を進めており、それにより更なるシェルターの普及が期待されています。現在、全国には58,589件の緊急一時避難施設が存在し、そのうち3,926件が地下施設にあたります。
これらのデータは、内閣官房による公式情報で確認できます。本展示会には、11社が出展する初のシェルターゾーンが設けられ、休日・災害時を効果的にサポートするための最新技術やサービスが一堂に展示される予定です。
展示会情報
イトーキが出展する危機管理産業展(RISCON TOKYO)2025については以下の詳細があります。
- - 開催日: 2025年10月1日(水)〜3日(金)
- - 会場: 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
- - 展示内容: マルチ防災シェルター扉「BOUNCEBACK」のパネル展示。
- - 展示会URL: RISCON TOKYO 2025
「明日の「働く」を、デザインする。」を掲げるイトーキは、社会ニーズに応じた冒険的な取り組みを続けており、今後もさらなる技術革新を推進していくことが期待されます。展示会の一般来場者や関心のある企業にとって重要な情報となることでしょう。