日本マーケティング本 大賞2026 ノミネート6作品
日本マーケティング学会は、第9回「日本マーケティング本 大賞2026」のノミネート作品を発表しました。3000人を超える会員からの投票に基づき、54作品の中から厳選された6冊が選ばれています。これらの書籍は、2025年4月から2026年3月までに日本で刊行されたマーケティングに関する著作として、その独自性や学問的価値が高く評価されています。
ノミネート作品一覧
ノミネートされた6作品は以下の通りです。
1.
『サステナブル・マーケティング:SDGs時代の消費者行動と市場対応』
編著:上田 隆穂・菅野 佐織・兼子 良久・福田 怜生
発行:有斐閣(2025年11月刊行)
ISBN:4641166544
> 持続可能な社会を目指す上でのマーケティング戦略や消費者行動の変化について詳述。
2.
『対話とイノベーション:対話によるデザイン行動と市場創造』
著:廣田 章光
発行:中央経済社(2025年10月刊行)
ISBN:4502553611
> 対話を通じた新しいアイデアや革新を生み出すためのアプローチを探る。
3.
『地域創生マーケティングとSDGs』
編著:山口 夕妃子・陶山 計介・西村 順二・田中 洋
発行:中央経済社(2026年3月刊行)
ISBN:4502562416
> 地域活性化と持続可能な開発目標に関連するマーケティングの実践を解説。
4.
『デジタル経済下の消費者行動:新たな消費の出現とマーケティング対応』
編著:青木 幸弘・野村 拓也
発行:有斐閣(2026年2月刊行)
ISBN:4641166617
> デジタル社会における消費者行動の変化を捉え、マーケティングの手法を提示。
5.
『ブランド・コミュニティにおける消費者の「幸せ」:仲間がいることで人と企業は「幸せ」になるのか?』
著:松原 優
発行:千倉書房(2025年12月刊行)
ISBN:4805113634
> ブランドを中核とした共感の形成や、消費者の幸福度を探る。
6.
『乱気流時代を制するマーケティング』
著:黒岩 健一郎・鈴木 まさはる・川又 啓子
発行:同友館(2026年2月刊行)
ISBN:449605809X
> 経済の不透明な時代におけるマーケティング戦略を提案。
投票と授賞式の流れ
ノミネート対象が決定した背景には、マーケティングに関する有識者からの幅広い意見に基づく1次投票があります。この投票において、会員が推薦した60作品の中から54作品が対象となり、上位の作品が選ばれました。特に、得票が同数の作品が複数あった場合には審査委員会による検討が行われ、結果として6作品がノミネートされることとなりました。
さらに、次の2次投票においては、ノミネートされた作品の中から会員が選出し、「日本マーケティング本 大賞2026」が決定される予定です。この結果は、2026年10月25日に開催されるマーケティングカンファレンスで発表され、授賞式が行われます。
日本マーケティング本 大賞について
この大賞は、2018年度から開始されたもので、マーケティング関連書籍の質を高めることを目指しています。毎年学会員による透明性ある投票で選ばれるため、業界内外で広く認知されています。また、過去の受賞作品も多くの注目を集めるなど、マーケティングの発展に寄与する重要なシンボルとなっています。これまでの受賞作品は、現代のマーケティング理論や実践に関する洞察を提供する貴重な資料となっています。
ノミネートされた各作品は、今後のマーケティングの発展を願い、新しい視点や手法を提案しています。これらの書籍を通じて、多くの人がマーケティングに対する理解を深め、実践に活かせることを期待しています。