歴史あるRPG『アルギースの翼』がSwitchで復活
2024年8月8日、レトロゲームの復刻ならびに配信を行う株式会社D4エンタープライズが、同社のレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」において、Nintendo Switch向けに新たなタイトルをリリースしました。それは1988年に元々登場した名作ロールプレイングゲーム『アルギースの翼 PC-8801mkIISR』です。この新作は、EGGコンソールシリーズの第21弾であり、初めて工画堂スタジオが手掛けた作品となります。
ゲームの背景とストーリー
本作は、遠い昔にアルギース王国を治めた血筋を持つ王子が妖魔の侵攻に立ち向かう物語です。主人公のアルギース王子は、王国を守るため、荒廃した世界を救うための冒険に出かける決意を固めます。ゲームプレイは、サイドビューで表示される街やダンジョン、そしてトップビューで表現されるマップの移動が特徴であり、プレイヤーは様々なロケーションを探索しながら、魅力的な物語を体験できます。
戦略的なバトルと軽快な動作
戦闘はエンカウント方式の半オートバトルが採用されており、プレイヤーは登場するモンスターとの対戦を観察しつつ、適切なコマンドを発出する必要があります。これにより、プレイヤーはリアルな臨場感を感じながらの戦闘を楽しめることでしょう。ただし、注意が必要で、ボーッとしていると予期しない危機に陥ることもあるため、頭を使った戦略が求められます。
魅力の一つ、翼龍の書
本作には「翼龍の書」という同梱冊子があり、ダンジョンに登場する壁画の解読やモンスター設定など、探求心をくすぐる内容が約100ページにわたり詳細に記されています。この情報は、プレイヤーが物語の深みをより理解するための助けになります。
EGGコンソールの特別な機能
また、EGGコンソールでは「ギャラリー」モードが搭載されており、当時の貴重なマニュアルや翼龍の書、パッケージジャケットなどをいつでも閲覧可能です。なお、シーンセレクト機能は搭載されていないので、ゲームの進行をしっかり楽しむ必要があります。
プロジェクトEGGの意義
D4エンタープライズは1980年代に存在した多様なプラットフォームのPCゲーム文化を尊重しつつ、レトロゲームを“文化遺産”として位置づける「プロジェクトEGG」を推進しています。このプロジェクトでは、かつてのゲームの復刻・配信を通じて、レトロゲームを後世に伝えるための使命を担っています。実際、現在までに1,000本以上のレトロゲームが配信されています。
まとめ
『EGGコンソール アルギースの翼 PC-8801mkIISR』は880円(税込)で2024年8月8日より配信開始。ぜひこの機会に、Nintendo Switchで歴史的名作の冒険を体験してみてはいかがでしょうか。懐かしのスリルが待っています!
詳しい情報は公式サイトにてご覧ください。
プロジェクトEGG公式サイト