次世代AI処理インフラ
2026-07-27 16:36:52

次世代分散型AI処理インフラの実証実験がスタート!新技術が変える電力と情報の未来

次世代分散型AI処理インフラの実証実験が開始



株式会社ノーチラス・テクノロジーズをはじめ、複数の企業が共同で「ワット・ビット構想」の実現に向けて次世代の分散型AI処理インフラに関する実証実験をスタートさせました。この実験は、電力供給分野に掲げる新技術の有効性を検証し、情報処理と電力の需要を効率的に管理することを目指しています。

実証実験の背景と目的



「ワット・ビット構想」は、コンピュータリソースを地理的に分散させて、電力需給の調整を効果的に行うことを目指しています。この構想に基づき、東京電力パワーグリッドや中部電力パワーグリッドの光ファイバーケーブルを利用し、富士通と1Finityが提供する通信装置を組み合わせて、次世代の光ネットワーク「オールフォトニクスネットワーク」(APN)を構築しました。

具体的な実施内容



この実証実験では、フォーミュラカーレース「KYOJO CUP」の決勝レースを舞台に、リアルタイムで収集した4K映像とテレメトリーデータをAPNを介して、分散配置された複数のGPUサーバーにに迅速に伝送します。このプロセスにより、AI処理のためのデータ分析が行われ、電力需要に応じたフレキシブルな運用が可能になることが期待されています。

特に注目すべきは、異なる電力周波数(50Hz・60Hz)の間でGPUサーバーを効果的に共同運用する日本初の試みである点です。将来的には、余剰電力を有効活用しながら、AI処理の負荷を地域間で移動させることで、電力設備の運用効率を向上させる狙いがあります。

実証実験の期間と今後の展望



実証実験は2026年8月から2027年3月までの予定であり、「KYOJO CUP」第3戦から具体的な実施が始まります。実験結果は、2026年秋以降に開催予定のInter BEEイベントにおいて発表される予定です。このような取り組みを通じて、電力と情報の新しい結びつきが生まれることが期待されています。

今後のAI技術への対応について、ノーチラス・テクノロジーズが開発した次世代高速リレーショナルデータベース「Tsurugi」を活用し、AI活用を見据えた機能拡張が進められています。これにより、データの収集と解析がより迅速に行えるようになるでしょう。

まとめ



次世代の分散型AI処理インフラの実証実験は、電力と情報処理の新しい未来を切り開く可能性を秘めています。ワット・ビット構想の成功により、電力需給の効率化とともに、新たな情報通信技術の進展に寄与することが期待されます。これからの進展に注目です。


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会社情報

会社名
富士通株式会社
住所
神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
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