元任天堂開発者と学ぶ！子どものためのプログラミング講座

オンライン講座の新たな試み

最近、プログラミング教育が注目を集めていますが、特に子どもたちにとってはその内容が難解となりがちです。そこで、元任天堂のゲームクリエイターである木村眞人氏が特別講師を務める「ゲームクリエイター探究講座」が、2026年1月14日より開始されることが決定しました。この講座は、ただの技術習得に留まらず、それを通じて論理的思考力を育むことを目的としています。

伝説のクリエイターが登壇

木村氏は、35年間にわたり任天堂で数々の名作を手がけてきたクリエイターです。『スーパーマリオカート』や『F-ZERO』の開発に関わり、特に初代マリオカートではメインプログラマとしてプロジェクトを支えました。この豊富な経験をもとに、子どもたちには生命力あふれるゲーム制作を通じて、数学や物理といった基礎学力がどのように役立つのかを伝えます。

感覚を数式に翻訳

この講座の特徴の一つは、木村氏が「感覚」を「数式」に変える授業方法です。例えば、「マリオのジャンプはなぜ気持ちいいのか？」という疑問に対し、放物線運動の概念を提案します。こうした授業を受けることで、子どもたちは学校の勉強がただの記号の羅列ではなく、創造的な武器であることを理解します。

ゲーム開発を通じて社会問題を考える

単に技術を学ぶだけでは終わらせません。講座の後半では、SDGsや地域の問題、フードロスや環境問題などのテーマを盛り込んだゲームを制作することに挑戦します。遊びながら社会問題に触れることで、子どもたちには課題解決の思考が育まれます。

必見、オンライン説明会

開講に先立ち、特別優待価格での受講権が得られる「オンライン説明会」が、12月26日と1月7日の二回にわたって開催されます。参加者は木村氏から講座内容についての説明を受けられる他、通常価格よりも大幅に割り引かれた料金での受講が可能な特典を得られます。定員には限りがあり、各回30名限定なので早めの申し込みが推奨されます。

探究塾ぱーぱすの使命

この講座を主催する探究塾ぱーぱすは、大阪府枚方市を拠点とした教育機関で、「AI × 志プレゼン × 社会実装」をテーマに、子どもたちが自分の興味を通じて社会課題に挑戦する場を提供しています。ネット環境を利用したオンライン授業の良さを活かし、全国の子どもたちに質の高い教育を取っ払い、地域の大人たちともつながることで、未来を共に切り開いていける力を育むことを目指しています。