地域愛あふれる食文化の発信
サッカーと食文化が交差する、ユニークな取り組みが千葉で始まります。Jリーグクラブの「ジェフユナイテッド市原・千葉」と名実ともに人気を誇る出版社「オレンジページ」がコラボレーションし、選手プロデュースの特製弁当が誕生しました。この弁当は、7月5日(土)にフクダ電子アリーナで限定販売される予定です。選手が直接プロデュースしたこの弁当は、ただのフードではなく、地域の農産物に対する愛情とフードロスを減少させるという社会貢献も含まれています。
「富里産野菜たっぷり昇り鮭応援弁当」の内容
販売されるのは、鈴木椋大選手がプロデュースした「富里産の野菜たっぷり昇り鮭応援弁当」で、価格は税込1,400円。この弁当には、千葉県の富里市で収穫された新鮮な野菜がたっぷり使用されており、形や大きさを問わず全ての野菜が無駄なく活用されています。
メニューには、鈴木選手が好む「サーモンのバターしょうゆソテー」、富里産のほうれん草を使った「チーズ和え」、大根を使った「ガーリックみそステーキ」などが含まれています。野菜の持つ色合いや風味を最大限に引き立てた仕上がりとなっています。
SDGs活動としての意義
ジェフユナイテッド市原・千葉は、地域資源を活かし持続可能な社会に貢献するため、SDGsに基づいた多くの活動を行っています。その一環として、フードロスの削減に取り組むこのプロジェクトが生まれました。地元の生産者と連携し、新鮮な野菜を無駄なく使用することで、地域経済の活性化にもつながることが期待されます。
昨年もフクダ電子アリーナで販売された選手プロデュース弁当は好評を博し、富里市とも協力しながら地域の食材を効果的にプロモーションする取り組みが進められています。特にJA富里や地元農家との協力により、地域の農産物の素晴らしさをアピールしています。
鈴木椋大選手のプロフィール
鈴木椋大選手はゴールキーパーとしてチームで活躍し、昨シーズンには14試合に出場。その堅守はチームを勝利へと導く重要な要素となっています。彼の愛する料理や食文化が詰まったこの弁当販売は、サッカーファンだけでなく、地域住民や食事に興味がある人々の心もつかむことでしょう。
限定販売情報
この特別な「富里産の野菜たっぷり昇り鮭応援弁当」は、限定300食が販売されます。販売は7月5日(土)15:30から行われる予定で、なくなり次第終了となります。販売場所はフクダ電子アリーナの入り口近くで、現金やクレジットカード、交通系IC、QRコード決済と多様な支払い方法に対応しています。
この機会に、地域の新鮮食材を使用した特製弁当を楽しみながら、スポーツ観戦をさらに刺激的なものにしてみてはいかがでしょうか。サッカーの試合観戦とともに、地元食材の魅力を再発見する良いチャンスです。