文豪・坂口安吾の貴重な短篇『盗まれた一萬円』が書泉オンラインで限定予約販売
文豪坂口安吾の未書籍化及び全集未収録作品を探査、編集する取り組みを行っている株式会社深水社が、同社の出版レーベル「漱文庫」から新たに坂口安吾の短篇『盗まれた一萬円』を初めて書籍化して販売します。予約販売の期間は2025年12月26日(金)から2026年1月25日(日)までの一ヶ月間、書泉オンライン限定です。
作品の概要
『盗まれた一萬円』は、1933年に発表された安吾26歳の時の作品であり、「探偵小説」としての魅力をもっています。収録作品には、他に「ふるさとに寄する讃歌」や「黒谷村」、「逃げたい心」も含まれています。特に、深谷冬青代表が率いる深水社は、未発表の作品を発見することに力を入れており、その結果として安吾の幻の作品が世に出ることができました。解説は実践女子大学教授の大原祐治が担当しています。
書誌情報
- - 作品名: 坂口安吾『盗まれた一萬円』
- - 発行日: 2025年10月20日
- - 定価: 5,995円(本体:5,450円)
- - ISBN: 978-4-911556-00-9
- - 書式: 四六判 上製本 136ページ
この本は、書泉オンラインでの限定版として100冊のみ予約可能です。興味のある方は早めの予約をおすすめします。また、2025年11月末まで開かれていた神奈川近代文学館での「没後70年記念 坂口安吾展」でも注目を集め、多くの文学ファンがその貴重な作品を求めて訪れました。
メモリアルイヤー
2025年には坂口安吾の没後70年、そして2026年は彼の生誕120年にあたります。この年を記念して本書が刊行されることは、安吾の文学に新たな火を灯す機会とも言えるでしょう。今回の書泉オンラインでの販売は、原則としてオンライン販売を行っていない漱文庫にとっても特別な試みとなるため、このチャンスを逃さないことをおすすめします。
今後の展開
深水社では、文学研究者や地元の自治体、文学館と連携し、文豪の未収録作品の発見と保存、データ化、書籍化を継続して進めていく方針です。また、作家ゆかりの地の自治体や書店と協力し、地域文化の発信にも取り組んでいます。文学を通じて地域の魅力を高める活動をこれからも支えていくことでしょう。
最後に
坂口安吾の作品は時代を超え、今も多くの人々に愛されています。本書『盗まれた一萬円』もその一環として、文学ファンにとっては必見の一冊です。この機会にぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。
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