西日本最大級の競泳施設がデジタル化で進化!~インフロニア草津アクアティクスセンターの挑戦~
2024年8月にオープンした西日本最大級の競泳施設、「インフロニア草津アクアティクスセンター」。50mプールと25mプール、飛込プールなどを備えるこの施設は、最新の設備とデジタル技術を融合し、新たな水泳競技の拠点として注目を集めています。
特に注目すべきは、そのデジタル化への取り組みです。同センターは、株式会社hacomonoが提供するウェルネス・運動施設向けマネジメントシステム「hacomono」を導入。これにより、利用者はスマートフォン一つで、利用登録からチケット購入、入館までをスムーズに行えるようになりました。
スマートフォンアプリで快適な利用体験
「hacomono」導入以前は、施設利用には紙のチケットや登録証が必要でした。しかし、現在ではスマートフォンアプリを通じて、24時間いつでもオンラインで手続きが可能。フロントでの対応負担を軽減し、省人化にも大きく貢献しています。
アプリではQRコードを利用したチケット購入や入館も実現。紛失や破損の心配がなく、不正利用も防止できます。さらに、オンライン決済に対応することで、施設側の現金管理の負担も軽減されました。
もちろん、スマートフォンを持っていない方や操作に不慣れな方のために、従来通りの紙のチケットや窓口対応も継続。幅広い世代が利用しやすい環境を整えています。
リアルタイムな混雑状況表示で快適な利用を促進
「hacomono」は施設のホームページとAPI連携しており、リアルタイムな混雑状況を可視化。利用者は混雑状況を確認して、快適な時間帯に施設を利用できます。
団体予約やスクール予約もオンラインで完結
プールの貸切予約や、今後開校予定のスイミングスクール、ヨガ教室などの予約も「hacomono」を通してオンラインで完結。電話やメールでの調整の手間がなくなり、利用者にとっても施設運営にとっても効率的なシステムとなっています。
スタッフの負担軽減と新たな企画への挑戦
インフロニア草津アクアティクスセンターの担当者によると、「hacomono」導入により、スタッフ1~2名での運営が可能になったとのこと。繁忙期には1日に600名もの利用者が訪れるそうですが、スムーズな運営を実現しています。その結果、イベントの準備や新たな企画の検討にも時間を割けるようになったそうです。
さらに、クレジットカード決済の利用率が想定を大幅に上回ったことから、キャッシュレス決済の浸透を実感。紙媒体による個人情報の管理量が大幅に削減され、安全・安心な運営にも繋がっています。
未来へ向けた更なる進化
9月には中学校・高校の県大会を開催し、多くの大会新記録が誕生。個人利用の促進だけでなく、「記録が出るプール」として、大会誘致にも積極的に取り組む姿勢を見せています。
インフロニア草津アクアティクスセンターは、「hacomono」を活用し、デジタル技術を積極的に導入することで、利用者にとってより快適で便利な施設を目指しています。その取り組みは、公共施設のデジタル化の模範となるでしょう。
関連情報
インフロニア草津アクアティクスセンター:https://www.kusatsu-citypool.jp/
株式会社hacomono:
hacomonoウェブサイトへのリンクを挿入
* 株式会社Fujitaka:https://www.fujitaka.com/