沖縄のエンジニア養成
2023-07-04 10:00:03

沖縄のエンジニア養成学校「Engineer.Okinawa」始動、地方発の技術者育成に期待

沖縄の「Engineer.Okinawa」- 地域発のエンジニアリング教育



沖縄発の新しい試みとして、「Engineer.Okinawa」が2023年8月7日にスタートしました。このプログラムは、学生やシングルマザーを対象にしたオンライン特化のエンジニア養成スクールで、沖縄から地方都市の持続的な発展を目指します。

完全オンライン環境の利点


「Engineer.Okinawa」は、インターネットとパソコンさえあれば、どこでも学ぶことができる点が特徴です。自宅や旅行先など、学習者のライフスタイルに合わせたフレキシブルな学びを提供します。これは、特に地方に住む方々に多くのチャンスをもたらすものです。

現役CTOレベルの講師による監修のもと、最新技術に基づいたカリキュラムが展開され、実践的なスキルを習得する機会も豊富です。特にソフトスキルの育成にも力を入れており、実務経験を通じて実践力を磨くことができます。

教育プログラムの概要


「Engineer.Okinawa」のプログラムについて具体的に見ていきましょう。プログラムには、入会金33,000円(税込)、月額16,500円(税込)の養成期間、さらに月額5,500円(税込)の実践期間の料金が設定されています。

実際の学びの中では、参加者間の相互学習を重視し、オンラインのコミュニティを通じて情報交換やサポートを行います。このようなネットワーク作りが学習効果を高め、地域や環境に左右されない成長を実現します。

地域と教育の融合


また、このプロジェクトには15社の企業が協力しており、カリキュラム開発やイベントの運営、そしてシステムの開発・保守・運用など、多岐にわたる連携が築かれています。このような実践的な経験を通じて、参加者はただ知識を得るだけではなく、実務に直接結びつく貴重な知見を得ることができます。

理事長の思い


特定非営利活動法人Everyone.Engineerの理事長、齋藤匠さんは「どこに住んでいるか、どんな背景を持つかに関係なく、すべての人が最新の技術を学ぶ機会を持つべき」と語ります。教育の機会が不均一な地域において、こうしたプログラムは非常に重要な活動とされています。地域に根ざした新しいエンジニアたちを育てることで、沖縄そして日本全体の未来が開かれることを願っています。

オンラインイベント「ゆんたく」の開催


さらに、Everyone.Engineerが主催する「オンラインゆんたく」では、業界のトップを招き、エンジニアの働き方や実際の仕事についての対談が行われます。これにより、参加者は生の声を聞きながらスキルアップを図ることができます。

このように、「Engineer.Okinawa」は、地域発のエンジニア育成を通じて、沖縄の経済的自立と発展に寄与することを目指しています。地域のニーズに応えつつ、現代の情報社会に適応したスキルを身につけることができるプログラムとして、多くの方々に期待されています。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人Everyone.Engineer
住所
沖縄県うるま市州崎14番17 沖縄IT津梁パーク内
電話番号

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