ADFミラノサローネデザインアワード2021のご紹介
毎年盛大に開催されるミラノサローネ国際家具見本市。その一環として、特に注目されるのが「ADFミラノサローネデザインアワード」です。今年のテーマは「再生:re_」。このテーマに基づき、アイデアとデザインを表現する機会が与えられます。
このアワードの目的は、未来のデザインを担う才能を発掘し、育成すること。デザイン業界での地位向上にも寄与したいと考えています。今年度の審査員長には、212boxの代表であり、国際的に活躍するエリック・クラウ氏が就任。彼は高級ブランドのブティックデザインを手掛けるなど、そのセンスと技術で世界的に評価されています。
応募詳細
募集テーマ
「再生」をテーマにした作品を応募してください。具体的なデザインに対する解釈は自由であり、斬新なアイデアが求められています。
応募期間
受け付けは2020年7月1日から11月15日まで。この期間内に応募を済ませる必要があります(日本時間必着)。
賞品
- - 最優秀賞:1作品に10,000 USDの賞金と、受賞作品展示の副賞。
- - 優秀賞:2作品にそれぞれ1,000 USDの賞金。
受賞作品の制作費用や展示にかかる費用もADFが負担しますので、受賞への道が開かれています。
応募資格
国籍や年齢は不問。個人やグループとして応募することができますが、各グループにつき1作品に限られています。ADFの会員であることが条件ですが、会員登録に費用はかかりません。
ADFについて
ADF(特定非営利活動法人アジアデザインフォーラム)は、デザイナーの育成と国際的な地位向上を目的に2009年に設立されました。さまざまな国のデザイナーや団体と協力しており、『ミラノサローネ』での展示を通じて、日本発信のデザインを国内外に広めています。詳細は公式サイト(
ADF公式サイト)をご覧ください。
ミラノサローネの魅力
ミラノサローネは1961年に誕生し、世界最大級の家具見本市として知られています。毎年4月に開催され、デザイナーや企業にとって重要な展示の場となっています。特に注目は、フォーリサローネと呼ばれる市内各所での展示イベントで、これにより、1週間で約100万人もの人々が集まります。これにより、デザイナーたちは新しいアイデアと出会い、刺激的な環境の中で自己表現をする機会が与えられます。
今年のアワードで生まれるデザインは、未来の生活空間にどのような影響を及ぼすのか、多くの人々が注目しています。「再生」というテーマは、現代社会が抱える問題を解決する糸口となるかもしれません。
ぜひ、あなたの創造力を生かしてこのアワードに挑戦してみてはいかがでしょうか。待ち望まれる素晴らしい作品の応募をお待ちしています!