大阪・関西万博での新たなAR体験
2025年10月2日(木)、大阪・関西万博のフューチャーライフヴィレッジ内TEAM EXPOパビリオン(西ゲート北西側)にて、株式会社Smartソフトが設ける体験ブースが話題となっています。特に注目なのは、誰でも気軽に体験できるAR(拡張現実)ゲーム「Pixel Ninja」と、英機・日機双方に対応したアニメ風AIコンパニオンの存在です。予約不要で参加できるので、万博の合間に立ち寄ることができるのもポイントです。
「Pixel Ninja」を体験しよう
「Pixel Ninja」は、手をかざすだけで金色のバーチャルリングが手首に現れるという独自の仕掛けを持っています。このARゲームでは、プレイヤーが手の動きを追跡するオンデバイスAIを利用し、画面上に現れる絵文字をキャッチしてスコアを競います。1回の体験時間は約2分で、用意されたiPad 2台で手軽に楽しむことができます。ゲームを通じて、AR技術の進化を実感することができるでしょう。
アニメAIコンパニオンがあなたを案内
次に注目なのは、アニメ調のキャラクターが英語に加えて日本語でも来場者と会話を楽しめる「アニメAIコンパニオン」です。このキャラクターが、Smartソフトやそのプロダクトを自然な会話の中で紹介してくれます。現代のAI技術は、単なる機械的な応対に留まらず、より自然な会話ができることを示しており、来場者に新しい体験を提供します。
多彩なテクノロジーが勢揃い
また、Smartソフトブースでは他にも注目のテクノロジーが多数紹介されます。たとえば、AIを用いた字幕化や翻訳が可能な「Koemo」では、動画や音声をリアルタイムで文字起こしし、即座に翻訳表示が行われます。これは多国籍の来場者が集まる万博にぴったりの技術として、多くの人に利用されることでしょう。
さらに、簡単に3Dモデルを生成できる3Dスキャナーも展示され、iPhoneでの撮影からすぐに使えるモデル作成が可能です。この機能はARプレビューや3Dプリントにも役立つもので、特にクリエイティブな活動に興味のある人にはうってつけの体験となるでしょう。
VRの新しい楽しみ方
そして、Apple Vision Pro向けに開発されたVR脱出ゲームやVRボクサーゲームなどの新しいデジタル体験も楽しめます。スタッフのライブ実演により、ゲーム映像がモニターに表示されるので、その様子を観ながら楽しむことができるのも魅力です。ただし、個別試遊は行われない点には注意が必要です。
出展情報
出展日は2025年10月2日(木)、会場はフューチャーライフヴィレッジ内のTEAM EXPOパビリオン、位置は西ゲートの北西側です。また、入場の際には大阪・関西万博の入場券が必要になるので、こちらを忘れずに用意しておきましょう。
Smartソフトは、大阪市西淀川区に本社を置く企業で、AIおよびARプロダクト開発に力を入れています。特に代表的なプロダクトは、高速でプライバシー重視の音声文字起こし機能を持つ「Koemo」、カレンダーとの連携でスケジュール調整を容易にする「Yoyatta」などがあります。起業家の創業者はカーネギーメロン大学でコンピュータ工学を学び、2021年に日本で同社を立ち上げました。彼の目指すのは、日本とグローバルに向けたイノベーションの持続的提供です。
この機会にぜひ、Smartソフトのブースで新しい体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。