ゲラン×マリウス葉氏の新しい息吹、香りで感じる芸術の世界
フレグランスの巨匠、
ゲランが新たなコンセプトムービーを公開します。その主演に抜擢されたのは、かつてSexy Zoneのメンバーとして一世を風靡した
マリウス葉氏です。彼は、香りが持つ芸術的な表現力を体感し、伝える役割を担い、特にゲランの名作コレクション「
ラール エ ラ マティエール」の魅力を引き出します。
このコンセプトムービーは、
『VOGUE JAPAN』の公式ウェブサイトにて、2025年2月25日に初公開される予定です。続けて、公式SNSでも配信されるため、ファッションや香りに興味のある方は注目してください。
ゲランの芸術としてのフレグランス
1828年に創業したゲランは、その長い歴史の中で、香りをただの製品としてではなく、
芸術として位置付けてきました。調香師たちは、感情や時代の変化を敏感に読み取り、いつの時代も輝きを放つ名香を生み出してきました。特に、2005年に発表された「ラール エ ラ マティエール」は、その名の通り、最高級の素材を使用し、香りを“アート”へと昇華させることを目的としたコレクションです。
このコレクションは、ゲランの調香師たちが、最も貴重で珍しい素材を駆使して感情を表現する作品群であり、香りを通して美しさを伝える作品でもあります。今回は、特徴的な三つのフレグランスが、マリウス葉氏とのコラボレーションで特別に紹介されることになりました。
三つのフレグランス
1.
ムスク ウートルブラン
インスピレーション源はオーギュスト・ロダンの名作“接吻”。この香りは、温かみと官能性を持ち合わせています。白さを感じるムスクからは、ホワイトフローラルが香り立つ特徴を持ち、肌に寄り添うような柔らかさが感じられます。オレンジブロッサムやブルガリアンローズ、パウダリーなムスクが合わさり、深いトーンで調和しています。
2.
ネロリ ウートルノワ
有名な黒の画家、ピエール・スーラージュの作品「黒を超えた黒」からインスパイアを受けたこの香りは、フレッシュなネロリにベルガモットとスモークティの深いコントラストを持ち、神秘的な余韻を持たせています。エレガントで魅惑的なこの香りは、まさに香りの芸術作品です。
3.
ペッシュ ミラージュ
2025年1月に登場したこのフレグランスは、ジューシーなピーチとレザーのノートが特徴。甘さとスパイシーさが共演する香りは、ブラックカラントやサフランと交わりながら、次第に落ち着きのあるまろやかさを見せます。特にピーチの魅力が、皮膚の温まるような質感と共に感じられ、官能的な体験を提供します。
ゲランのフレグランスは、ただ香るだけでなく、一つ一つが芸術作品として、多くの人々に影響を与え続けてきました。今回の特別なコラボレーションによって、香りとアートの融合がどのように描き出されるのか、非常に楽しみです。
まとめ
ゲランにおける香りの重要性は、その創業以来変わることなく、芸術と感情、そして時代の流れを象徴するものです。マリウス葉氏が参加するこの新たな試みは、彼自身の成長とも重なり、香りに対する新たな理解をもたらしてくれることでしょう。その瞬間を、ぜひお見逃しなく。
マリウス葉氏について
ドイツのハイデルベルクで育ち、11歳で芸能界デビューした彼は、2022年に芸能活動を引退し、現在は多分野にわたる学問を学びながら、多方面で情報を発信しています。その彼の背景が今回の香りへのアプローチに大きな影響を与えています。
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