株式会社Mentor Forが迎える10周年、メンター事業の進化と女性活躍の推進

会社設立10周年、メンター事業の6周年を迎えて

株式会社Mentor For（東京都渋谷区、代表取締役・池原真佐子）は、2024年9月1日をもちまして、設立から10年、メンター事業開始からは6周年を迎えます。これも一重に多くの皆様のご愛顧のおかげであり、心より感謝申し上げます。

DE&Iの推進と多様な人材の成長をミッションに

Mentor Forは、企業のDiversity, Equity & Inclusion（DE&I）や女性の活躍推進を目的として、社外メンターの育成やマッチング、社内メンター制度の支援を行っています。私たちのミッションは、社会や組織の成長を支え、人々が共に発展していくことです。このため、ロールモデルとなる外部メンターを自社で育て、多様な管理職候補とマッチングするサービスを提供しています。また、社内リソースを活用したメンターの育成やDE&Iに関するコンサルティングも一貫して行っています。

10年間の軌跡

Mentor Forは設立当初、「株式会社MANABICIA」という名前でスタートし、人材コンサルティング事業を展開していました。しかし、代表の池原が自身のライフイベントでメンターの存在を強く実感し、働く女性へ向けたメンター事業の重要性を認識しました。その結果、2018年にこの事業にシフトし、2021年には社名を「Mentor For」と変更しました。

メンター育成への取り組み

当社は、メンター事業を2018年に開始し、独自に体系化した「1on1のスキル」を基に女性など多様な人材へのキャリアメンタリングを行う「ビジネス・キャリアメンターアカデミー」を設立しました。このメソッドは高い評価を受け、2023年には書籍として出版されています。メンター育成においても、公式メンターは約130名おり、その大半が上級管理職という高い専門性を持つ人材です。これにより、メンタリングサービスの満足度も97%を超えており、高い評価を得ています。

大手企業を中心に拡がる導入実績

当社のサービスは、導入企業の約8割が社員数1,000人以上の大手企業であり、その中には複数の上場企業があります。また、「なでしこ銘柄」に認定された企業の中にも、私たちの支援を受けている企業が存在します。

メンタリングの成果

これまでのメンタリングセッションは約9,000時間に達し、延べ2,000人を超えるメンティがサービスを利用しています。自社調査によれば、メンティの約7割が管理職昇任や昇給といったポジティブな変化を報告しています。これらの成果は、少し先を行くメンターの存在によるもので、組織内部の変革にも寄与しています。

今後の展望と取り組み

今後もMentor Forは、女性リーダーの育成を中心に、DE&Iを中長期的に推進します。また、メンターとメンティが異なる企業の組み合わせで行うクロスメンタリングを通じ、組織間の知見を循環させ、さらなる発展を目指します。

池原のコメントにもあるように、10年の間に様々な挑戦がありましたが、メンターとの出会いや支えがあったことで、ここまで進むことができました。これからも、皆様と共に、誰もが活躍できる社会の実現に向けて、誠実に取り組んでまいります。

株式会社Mentor Forの取り組みは、労働環境に新しい風を吹き込み、女性が自らのキャリアを切り開く手助けをしています。今後の活躍にも目が離せません。