JigsawHoldingsがバルブ事業に参入、海外市場へも展開を視野に

JigsawHoldingsがバルブ事業に新たに参入

JigsawHoldings株式会社がこのたび、建築業界での強みを生かし、好評を得ているバルブ事業に本格的に参入することを発表しました。これは、株式会社礎の傘下にある株式会社バーズ・アイと共同経営を行うことで実現したものです。

バルブ事業の背景と目的

JigsawHoldingsは、長年にわたり建築設計や監理を手掛けてきた実績を持ちますが、今回のバルブ事業への進出は、さらなる事業の多角化を狙ったものです。株式会社バーズ・アイは、JigsawHoldingsの中国関連会社である青島衆合美聯精工機械有限公司（ZHML社）及び諾曼流体控制（青島）有限公司（NORMAN社）をグループ化し、安定した生産体制を確立しました。

この新たな取り組みにより、高い設計力と製造技術を誇るZHML社と、業界でも広範なネットワークを持つ株式会社礎との連携により、国内外で高性能かつコストパフォーマンスの良い製品を提供することが期待されています。

海外市場へも展開

JigsawHoldingsは、日本国内だけでなく、海外市場にも力を入れる方針です。すでに業界の大手バルブメーカーや販売商社との業務提携の動きが進んでおり、継続的な製品供給の体制を整えています。これにより、高品質な製品を安定的に供給し、顧客の信頼を得ることを目指します。

株式会社バーズ・アイの役割

株式会社バーズ・アイは、現在、京都府京都市右京区に本社を置いています。経営陣には、JigsawHoldingsの執行役員や株式会社礎ホールディングスの代表取締役などが名を連ねており、豊富な知識と経験を生かした経営が期待されています。彼らの指導の下、バルブ事業の推進は順調に進むと考えられています。

ZHML社とNORMAN社の生産基盤

特にZHML社とNORMAN社は、中国においてそれぞれ約8000平方メートル、3000平方メートルの工場を有しており、合計で約90名の社員が高品質な工業用バルブの製造に従事しています。このしっかりとした生産基盤は、今後の製品供給の安定性を高める要因となります。

未来への展望

JigsawHoldingsは、今後もさらに業界のニーズに応える製品開発を進め、品質・コスト両面で競争力を維持し続けると言います。国内外で信頼されるブランドを確立し、多くの顧客から選ばれる存在を目指しています。新たに始まったバルブ事業に注目が集まる中、JigsawHoldingsの活躍が期待されます。