令和6年度赤い羽根共同募金が東京でスタート
2024年の10月1日、東京都霞が関ビル前広場「霞テラス」で、令和6年度(第78回)の赤い羽根共同募金運動が華々しくキックオフを迎えました。この運動は、地域社会のさまざまな課題に対処するための重要な取り組みであり、毎年、この時期に全国で行われます。
キックオフイベントのハイライト
点灯式には、NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原妍子役を演じる女優の倉沢杏菜さんや、大相撲の元高見盛関である東関親方が参加して、募金活動の推進を呼びかけました。今日のイベントは、多くのボランティアや支援活動者が集まり、地域のつながりを深める場となりました。
キックオフイベントのスケジュールは、12時15分からのご挨拶に続いて、フォトセッション、そして12時30分から街頭募金活動が開始されました。多くの参加者が募金活動に加わり、会場の盛り上がりを見せました。
参加者たちの思い
東関親方は、「相撲界の“ちゃんこ”は親子のつながりを表現している。地域が一丸となって、皆が一緒に食事を囲む社会を作りたい」と力強く語り、その思いは会場の人々に深く伝わりました。春藤伊都子さんは、世田谷区で運営されているこども食堂の重要性を強調し、「地域の子どもたちが安心できる場所を提供したい」と熱意を持って語りました。
また、埼玉県入間市を拠点とするNPO法人AIKURUの村野裕子さんは、若者にとっての居場所の重要性を語り、「若者たちが自らの手で食事を作り、支え合うことが大切だと感じています」と述べました。彼女の言葉に、同年代の倉沢杏菜さんも共感を示し、「こういった活動がもっと広まればいい」との思いを語りました。
街頭募金活動のスタート
キックオフイベントの後、ボランティアがペアを組んで街頭募金活動が始まりました。参加者を募るために、多くのゲストが訪れ、寄付を呼びかけました。この日、参加者たちが立ち寄ったのは、キャッシュレス募金ができる「PayPay」の募金コーナーでもあり、様々な方法で寄付を行うことができました。
共同募金の資金は、高齢者、子ども、障害者、生活困窮者への支援活動や、地震、豪雨などの災害時の援助にも役立てられます。この募金運動は、10月1日から来年の3月31日までの約6か月間、全国各地で展開されます。地域の皆様による温かいご協力をお願いいたします。
最後に
赤い羽根共同募金活動は、地域のために力を尽くす大切な取り組みです。私たち一人ひとりの小さな寄付が、大きな力に変わります。この機会に、ぜひご参加いただき、地域社会への貢献を考えてみてください。
詳細は、中央共同募金会の赤い羽根ホームページでご確認ください。
赤い羽根共同募金ホームページ